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ラパ・ヌイ国立公園 Rapa Nui National Park  島の昆虫・植物など Botanico

島の昆虫・植物など Botanico

絶海の孤島ですので、植物の生態(植生)も昆虫などの分布も異常なものになっています。島に蛇も蝶もいないのは有名な話です。気候区分的には亜熱帯ですが、実際にはそれよりも少し寒い温帯の様な感じがしました。植物の種の数も少なく、しばらく滞在すれば、ほとんどが調べられるくらいだと感じました。人為的に飼っている牛や馬とは違って、これを調べるだけでもとても楽しい研究ができそうである。ただし私には植物の知識も昆虫の知識もほとんどないので、現地でも大して調査できませんでした。(スミマセン)
【タンポポ】
オロンゴに咲いていたご存じキク科タンポポ。総包の形から言うといわゆるセイヨウタイポポに見えますが、日本に帰化しているセイヨウタンポポよりも小柄で色が薄いです。バックに見えているのはいわゆるクローバー、正式和名でシロツメクサだと思います。シロツメクサも帰化植物なので日本でもおなじみ。
【マメ・・だけど】
島の至る所で見かけたマメ科の・・???。種が特定出来ませんが、マメの一種には間違いないです。馬・牛用かと思いましたが、彼らが直接食べている場面を見たことはありませんでした。「それならヒトが食べるのか」と思って少しかじってみましたが、とても旨いとは言い難いです。そもそも自生しているのか、栽培しているのかもあやしいです。自生しているには多すぎるし、栽培しているには適当過ぎる・・・。ハテなんだろう?
【トカゲだ】
真ん中に写っているのは長さ5cmぐらいのトカゲ。ラノララクのモアイの表面をちょろちょろしていました。種の特定は出来ませんが、日本にいるのと同じような茶色の小型トカゲ。
【アリの大群】
インカと同じような緻密な石造りのヴィナプNo.1のアフの表面です。ちょっと見にくいが直線的になっている石の境目にアリがいるのがおわかりでしょうか?。大きさも日本にいるのと同じ1cm弱。
【ラノララクのトトラ】
島のあちこちで見かけました。南米大陸とのつながりを示唆させられるイグサに近い姿のカヤツリグサ科の植物。和名ではフトイという種が最も近い気がします。
【ラノララクにいた魚】
ラノララクにあるカルデラ湖の中をのぞいてみたら、元気な淡水魚がたくさんいました。

 

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