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ラパ・ヌイ国立公園 Rapa Nui National Park  マタヴェリ空港 MATAVERI AEROPUERTO

マタヴェリ空港 MATAVERI AEROPUERTO

外交折衝をして数ヶ月に一度のチリ海軍の軍艦に乗せてもらわない限り、イースター島に行く唯一の方法が飛行機。それもLATAM(旧ランチリ航空)に乗るしかありません。サンチアゴ−イースター−パペーテをピストン運行しているため、観光シーズンオフには週2便。冬の観光シーズンにも週3便しか飛行機が飛ばないことになる。さて、イースター島のこのマタヴェリ空港ですが、滑走路はなんと3300mもあります。大型旅客機も発着可能な長さはあまりにも不必要じゃないかと思えるのですが、実はこれ、アメリカのNASAがスペースシャトルの緊急着陸用にUS$15.000.000もかけて造成したものです。実際に使用する可能性はあまりにも低く、「こんなところにカネかけて、NASAは○○だな」と思いますが、確かにこの近く数千キロ以内に着陸できる場所となるとここしかないので仕方ないかもしれないとも思います。現在はその計画も完全になくなって、単なる長い滑走路になってしまっています。
空港から村までのアクセス方法・・・空港はハンガロア村の中心部から2kmほど。車なら5分、歩くと20〜30分かかります。宿を予約してある人は、宿から迎えが来ているので空港からの足を心配することもないでしょう。また空港でホテルを予約した人も、「じゃあ、一緒に行こう」と宿の車で村まで行くので心配はないと思います。飛行機が着く時間にはタクシーも来ているのでそれに乗ればすぐ村に着く(村までUS$2ほど)はずです。ただし、台数が足りないので長く待つこともあります。
※蛇足ですが、管理人は飛行機オタクです。よろしかったら「世界の旅客機図鑑」も見てください。
【空港正面】
見ての通り、コンクリート造り平屋建ての小さな建物。目の前は駐車場。もちろん、駐車料金がかかるわけでもなく、出入り自由な広場になっています。
【飛行機が到着するときの賑わい】
観光で生きている村ですので、飛行機の発着が村の生活の一部になっています。空港はその時だけ、大賑わいになります。
【虹がかかる空港正面広場】
空港前の駐車場。施設的には日本の第三種空港よりも貧弱な国際空港です。
【空港前のオブジェ】
おそらく鳥人伝説にからんだオブジェだと思います。
【駐車場の虹】
駐車場の奥には、船の錨をあしらったオブジェがありました。そして空には180度見渡せる美しい虹が・・・。6月から8月は雨期で雨が降るときもありますが、すぐに晴れて大きなきれいな虹があちらこちらで見られます。
【LAN航空】
ボーイング767-300ER型です。実は超飛行機オタクな私。姉妹サイト「世界の旅客機図鑑」もどうぞ。
【LAN航空】
チリのサンチャゴとタヒチのパペーテを毎日結んでいます。サンチャゴからここまでは”国内線”ですが、ものすごい距離の国内線です。
【飛行機への搭乗口】
ここが離島する時、飛行機にむかう搭乗口。到着した場合、到着客の入国への道でもあるし、ここはトランジット客の待合室への道にもなります。
【モアイがお出迎え】
到着すると、小さなモアイが旅行者を迎えてくれます。高さ1mくらいの愛らしい観光用オブジェです。
【飛行機への搭乗口】
のんびりした雰囲気の空港
【飛行機への搭乗口】
飛行機までは、当然歩いていきます。広い空港ですが飛行機は1つなので、警備もたいしてありません。
【徒歩で搭乗】
日本ではありえない光景ですが、途上国や島ではよくある、徒歩搭乗スタイル。
【飛行機が飛ぶときの賑わい】
島の産業は牧畜と観光。つまり観光で生きている多くの島民にとって飛行機がくるときの空港は大切なビジネスチャンス。飛行機が来ない時はゴーストタウンのごときになる空港も、飛行機の離発着時刻が近づくと、あれよあれよという間に人で埋まってしまいます。
【出発ゲート】
「島から遺跡に関わるものを持ち出すことは禁止されています」と書かれている出発ゲート。これをくぐるとイースターとはお別れ。中には普通の金属探知器ゲートと、土産販売店、ちょっとしたバーがあります。ちなみに土産物屋は街で見かけた土産物屋のおじさん、オバサンがものを売っていました。街で売っていた主なものはみんな揃っていたが、値段は街の1.5倍から2倍の値段が付けられていたので、やはり必要なものは市内で買った方が良いと思います。
【フライトスタッフも入れ替わり】
ランチリスタッフがホテルからマイクロバスに乗って空港にやってきていました。クルー達が一般客と同じ駐車場に車を止め、同じ入り口から入るというのは国際線地方空港ならではの風景です。

 

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