トップ > 南北アメリカの世界遺産 > アメリカ合衆国の世界遺産

アメリカ合衆国の世界遺産

いろいろな意味で世界最大の大国、アメリカ合衆国。そこを訪れるたび、人々のパワーと経済的な豊かさに圧倒されます。しかし、同時に新しい国だからこそ、古いもの、伝統、ヨーロッパ人が来る前から住んでいる人々の生活を大切にしなくては、という考え方が根底にあることを感じます。

【アメリカ合衆国への思い】
 経済、軍事、IT技術など、かなりの部分で世界をリードしている世界唯一の超大国、アメリカ合衆国。日本と政治・文化・安全保障・そしてビジネスパートナーとしても絶大な力を持っているこの国ですが、世界遺産という物差しから見れば歴史が浅く、おもしろみが薄いと感じてしまっていました。しかし、交通の要衝でもあり、北米のみならず中米・南米への乗り換え地として気がつけば多くの都市を訪れている事に気づきました。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、ワシントンDC、デトロイト、ダラス、マイアミ、ニューヨーク・・・。しかし特段アメリカ自体には用が無いため飛行機の乗り換えに使うばかりでした。「それでもニューヨークぐらいは訪れてみよう」とあるとき思い立ち、ニューヨークを歩いてみました。NYSE(ニューヨーク証券取引所)や、国連本部、そしてセントラルパークを地下鉄やバスで訪れてみました。
 やはりアメリカは違いますね。聞こえてくる言語が様々な事に気づきました。中国語、イタリア語、そしてスペイン語・・・。タクシーの運転手も英語よりもスペイン語の方が通りが良かったりして大変驚きました。(そういえばアメリカ在住の友人が「実はアメリカって公用語がないんだ」と言っていたことを思い出しました) でもふと考えるとこの懐の深さがアメリカなのかも・・・と思いました。「多様性は”力”になる」とどこかの動物学の本に書いてあったことを思い出しました。

自由の女神像 Statue of Liberty