トップ > 南北アメリカの世界遺産 > チリの世界遺産 > ラパ・ヌイ国立公園 (イースター島 Easter Island)> アフ オネ マキヒ AHU ONE MAKIHI
【アフ オネ マキヒ AHU ONE MAKIHI】 こんな感じのアフです。手前の大きな石も別のモアイの背中だと思います。 |
【オネマキヒの看板】 すぐ近くにはアラ オ テ モアイの看板があり、一見すると、このアフがそれかと間違えてしまいそうですが、アフに近寄ってみるとこの看板があり、ここがオネマキヒであることが分かります。比較的分かりやすい位置にあり、一度通り越したとしても、ラノララクに寄ってから元の道に戻る交差点のところに別の看板が立っているので訪問しやすいアフです。 |
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【アフの全体像】 黒く細かい石でできた比較的しっかりしたアフに、どーんと横にモアイが倒れています。手前にはプカオ。右や海側(写真で言うアフの向こう側)にはモアイの首の破片が転がっています。 |
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【首のところからまっぷたつ】 太く、大きなモアイが首のところからまっぷたつに割られています。例によって、眼からのマナ(眼力・霊力)を恐れて顔はうつぶせになっています。不思議なのはこの倒れ方です。おそらく海を背にしてたっていたと思われるのですが、その状態からこういう位置に倒すには、どこかで90度体を曲げなくてはならないはず。倒すとき不安定になって倒れた場合には斜めになると思われますが、ここのモアイはアフに対してほぼ平行。立っているときに90度曲げて、それから倒さなくてはこういう形にならないと思うので「もともと横を向いて立っていた」のか「倒すときに横を向けてから倒した」のかいずれかだと思います。いずれにしても、アフの上に倒れることにより、首が折れただけで、体も頭も大きな損傷を受けていないのは不幸中の幸い、という事でしょうか。 |
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【プカオがたくさん】 アフの周りには、赤色凝灰岩でできたプカオがたくさん転がっています。アフから10m近く離れたところにもあるということは、倒した後何者かによってそこまで運ばれたか、倒したときの衝撃でそこまで転がっていったのか、どちらかなのでしょうか。 |
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【海側にはモアイの頭部が埋まっている】 見慣れないと判断しにくいのですが、写真手前と真ん中あたりの灰色?の石がモアイです。両方とも原型はとどめておらず、一見モアイとは分からないのですが、近寄ると部分的に鼻などがはっきり残っており、モアイであることがわかります。このアフに何体のモアイが立っていたのか想像できないのですが、少なくとも5〜6体分のモアイの頭部と、プカオが散乱していたのは確かだと思います。 |