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レンタカー実践例 南アフリカで メルセデスベンツ C200 Avantgardeを借りてみた

 

レンタカーを借りたわけ
南アフリカ事情を何も知らない計画段階で「ケープタウンから喜望峰まで少し距離があるんだよな」「バスで行けばいいのかな」「車を借りるなんでことができるかしらん?」なんて漠然と思っていた自分ですが「地球の歩き方 南アフリカ編」などを読んでいたら「ケープタウンから喜望峰まではドライブもオススメ」なんて書いてあるのをみて「これは車を借りるしかない」と思いました。そして「憧れのチャップマンズピークドライブをしっかり走りたい」と考え、車を借りることにしました。
「ここを走りたい!」
「車で走って気持ちの良い道」「いつかは走ってみたい道」という特集が組まれると、必ずと言っていいほど登場する道が、ここ南アフリカのケープタウンにあります。それがチャップマンズ・ピーク・ドライブ(Chapman's Peak Drive)。西ケープ州の大西洋岸の道で、片側にはチャップマンズピークの切り立った岩場が、反対には美しい海岸がある全長9kmの有料道路です。世界を歩くのが大好きで、車の運転も大好きな自分は”いつか行きたい”とかねてから思っていました。というわけで、念願のチャップマンズ・ピーク・ドライブをドライブしてきました。
南アフリカ・ケープタウンでのレンタカードライブ
結論から言いますと”超オススメ”です。日本の国際運転免許証はそのまま使えますし、道も案内表示も明確。南アフリカは英語も完全に通じますし、なんと言っても左側通行の右ハンドル。日本人旅行者にとっては、理想的な運転環境と言えると思います。ただしアフリカですから、欧米先進国の環境とは異なります。でも、道路事情もレンタカー事情も、運転マナーも、”想像以上に良い”と感じました。はっきり言って、”南米諸国よりも南アフリカの方が先進国に近い”と思います。
ここは注意
注意すべきことは2点。まず一つは治安です。やはり危険意識の全くない日本に比べると南アフリカは危険がたくさんあります。それを避けるためには「危険な時間帯・場所を避ける」「危険なことをしない」だけで十分なのですが、ガイドブックに書かれている注意事項、そして地元の人が”危ないよ”というものはとにかく危ないので気をつけてください。そしてもう一つは「遠い」ということ。フライト時間も長く、時差もあるので、短期の滞在では運転もきついかもしれません。
感想
ケープタウン近郊には、喜望峰だけではなく、クジラの遊泳が見られるウォーカーベイ(Walker Bay)など魅力的な場所がたくさんあります。外国人向けのツアーは多数出ているのですが、個人で行こうとしても公共交通機関は危険なものしかないので、やはり車はありがたいです。というわけで、南アフリカドライブを満喫してしまいました。
この車を借りて
「ケープ植物区保護地域群 Cape Floral Region Protected Areas」
に訪れてみました。詳しくはここをクリック
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ケープタウン空港のレンタカーオフィスです。巨大な空港ですが、バンなどに乗り換えなくても、徒歩で(荷物をカートに載せごろごろやりながら)移動できる位置にレンタカー事務所群がありました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
自分はレンタカー会社を選択する際、予約時にサイトで営業時間や所有車種を比べてみて、気にいったものがある会社から借りることにしています。Hertzも好きなのですが(Hertz No1会員ですし)、今回はAVISで借りることにしました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
今回借りたのはAVISの等級で言うと「Group H Premium」にあたるベンツC200。ここのAVISの等級はmini, Compact,Intermediate,Standard,Full Size,Premiumとなっていくので、ちょっと上のものになります。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
でも、AVISには、Luxury Cars という更に上のカテゴリーがあって、BMW 750iLや650i Jaguar XFやF-Type S 、Mercedes-Benz ML63 AMGやSクラスなど、1000万円〜3000万円クラスの車がごろごろしていまして、「これに比べればかわいいもんだ」と思ってしまいました。(・・・単なる言い訳です)
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
でも、小さくてもメルセデスですので、当然ながら我が家の経済について厳しい意見を言う同乗者(妻とも言います)は「なんでこんなの借りたの?」「もっと安いので十分じゃない?」と文句を言うのですがでも借りてしまえば仕方がありません(とあきらめてもらいました)。ちびっ子たちは、何でもいいので文句も言いません。でも値段的には本当に大したことはなく日本で言えば「ちょっと高い」くらいです。(やっぱり言い訳ですが)
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ちなみにこの車は6000kmしか走っていない、ほぼ新車状態でした。ちなみにこのW204と呼ばれるCクラス。ここ南アフリカの東ケープ州(Eastern Cape)のイーストロンドン(East London)工場で作られているはずです。だからこそ価格もそれほど高くなく、レンタル料金もそこそこになるのでは?と考えました。ちなみにここからイギリスやオーストラリアの右ハンドル諸国へも輸出されています。日本にも輸入されているモデルもあるのですが、このW204に関して言えばドイツ本国で生産されているらしいと聞いたことがあります。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
本来、この真ん中にスリーポインテッド(ベンツのマーク)があるのはクーペモデルなのですが、このアバンギャルド(Avantgarde)タイプもこれを使うようになりました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
アバンギャルド(avant-garde)本来、軍隊用語の「前衛」を意味するフランス語ですが、前衛芸術または前衛美術の意味です。メルセデスでは「いろいろ装備がついた豪華&ややスポーティ仕様」といった感じだと思います。具体的には本皮仕様のシート、カーボンのウッドパネルなど、装備が変わります。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
メーター類です。センターにあるのが速度計ですが、内部にカラー液晶が入っています。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
速度計のアップ。カラー液晶が様々な情報を表示します。速度は、その回りの針だけが動きます。個人的な印象ですが、にメルセデスはメーター周りがどうしても???と感じます。機械好きにとってはエンジンの回転を見られるタコメーターなどをもっと大切にしてほしい、とつい思ってしまうからです。(このモデルの前のモデルのメーターは速度計のみでした)。個人的には「タコとスピードが常に同じ大きさの2連」を哲学として守っているBMWのメーターの方が好きです。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
いろいろ文句も書きましたが、こうやって見ると、それなりにカッコいい運転席ですね。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
C200というモデルならば、2Lのエンジン ・・・で正しかったのは10年以上も前のモデル。メルセデスもBMWも、もはやすっかり名称と排気量が合わなくなってしましました。というわけでこのC200に搭載しているのは[271型]と呼ばれる DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付のガソリンエンジン。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
排気量1,796cc。135kW/184PS、250Nm/2,800-5,000rpm とのこと。以前の小排気量モデルはKompressorなるスーパーチャージャーで過給し出力を稼いでいましたが、これは直噴+ターボで低回転域から高回転域まで十分な出力を得るエンジンとのことです。確かに1.8Lとは思えない十分な加速とトルク感を感じました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
センターコンソールは必要にして十分な比較的シンプルな、メルセデスらしい、つくり。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
純正のナビもついていました。使い方も含めて日本仕様と全く同じですが、英文だとスペル入力が多くて面倒なことに使っていて気が付きました。しかもタッチパネルでないので、いちいちダイヤルを使って入力するのが面倒です。それでも動き出せばきちんとナビゲートしてくれました。ただし自分は南米で使っているポータブルナビにアフリカの地図を購入してきたので、それをメインで使いました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ケープタウンのホテルを決めるとき、(治安を含めた)立地と駐車場で探しました。新しい繁華街で、治安も安定しているというウォーターフロントに良さそうな部屋を見つけ予約してここに来たのですが、その住所についても、大きな分譲マンションがあるだけでホテルなんかありません。(この写真はその分譲マンションの地下駐車場。)
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
周辺でうろうろしても、結局何もわからなかったので、そのマンションの守衛さんに聞いてみました。するとななんと、自分が予約したホテルは「分譲マンションの一室を1日単位で貸し出すという部屋」ということが分かりました。そこで予約書に書いてある電話番号にかけてみると「分かった。今着いたんだね。すぐ行く」と5分でおじさんがきて、マンションの一室に案内され、鍵をもらいました。とにかく初めてのパターンで超ビックリ。「車が無かったらどうやって来るんだろう?」「携帯電話をもっていなかったらどうするんだろう?」などたくさんの疑問も感じましたが、とにかく都心一等地のマンションですので、結論的には超快適でした。家財道具は新品で全てそろっており南米の自宅よりも広く豪華でした。(ちなみに写真がそのマンション(というかホテル)です)
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
各種ロックも付いたキーです。日本仕様と全く同じです。実は日本にいたときW204 Cクラスに乗っていた時がありました。日本車と外国車のちがい参照。そんなこともあって、これを借りてみたくなってしまったわけです。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
さて、道路事情を紹介します。空港から市内に向かう高速道路です。前方に見える山がテーブルマウンテン。このふもとにケープタウンの街が広がります。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
奥に見えるのがテーブルマウンテン。左下の街がケープタウンの一部です。写真で見てもきれいですが、実は言葉にならないほど美しい景色でした。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
さて、ケープタウンから、喜望峰方面へドライブしてみましょう。ここが「絶景の海岸線 チャップマンズ・ピーク・ドライブ(Chapman's Peak Drive)」の入口料金所です。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
抜けるように青い空、青い海。点在するきれいな港町。本当に美しいところです。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
チャップマンズ・ピーク・ドライブ(Chapman's Peak Drive)にて。南アフリカは自転車ブームのようで、自転車で訪れる人も多くいました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
喜望峰はケープタウンから60kmほど、ケープ半島の先端にあります。ちなみに喜望峰を英語ではCape of Good Hopeですから「希望岬」が一番いいのでしょうが、なぜか日本語では「喜望峰」と称するのが一般的ですね。なぜそうなったのかは分かっていないそうですが。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
さて、目的地の喜望峰(Cape of Good Hope)は「テーブルマウンテン国立公園 (Table Mountain National Park)の中にあります。自然保護も含めてそこへの出入りはきちんと管理されていていますので、道の途中に料金所があります。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
入場料は大人R90(約800円)、R40(約350円)。このゲートが閉まる時間も書いてありますので、それも重要な情報です。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ゲートをくぐった先です。貴重な植物、生態系が残されています。ここが世界遺産に指定されている所以です。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
到着です!ここがあの、喜望峰だと思うと感慨ひとしおです。喜望峰のビジターセンターの駐車場はすごく狭いので、人々はそこに向かう道路に路上駐車していました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ここがアフリカ大陸最南端、と思う人も多いらしいのですが、本当の最南端はここから150kmほど離れたアガラス岬(Cape Agulhas)です。時間があれば行ってみたかったのですが、あきらめました・・・。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ここが路上駐車の現場。大西洋の夕日が美しいです。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
チャップマンズ・ピーク・ドライブ(Chapman's Peak Drive)は夕焼けも最高です。 思わず美しく見える場所を探し、日没までその風景を見入ってしまいました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ケープタウンから200kmほど離れた海岸沿い、ウォーカーベイ(Walker Bay)に向かうことにしました。クジラが回遊し、海岸からも見えるらしいです。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
高速道路。路面は良く、表示もしっかりしているのでなんの心配もありません。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
高速道路です。ほとんど無料で、アフリカのイメージが全くかわりました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
「bp」(ブリテッシュペトロール)でガソリンを入れてみました。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
標準タイプの給油機です。このスタンドはフルサービスでした。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
ハイオクガソリンで、1LあたりR13.8。日本円で約120円弱となり、日本よりやや安い感じ。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】
地方のショッピングセンターにあった駐車場清算機。コインに加え紙幣も使える優れ物です。
【南アフリカでMercedes-Benz C200 Avantgardeを借りてみた】ケープタウン空港のレンタカー返却案内図。 さすが有数の観光地。欧米の大手が軒並み営業所を抱えている様子がわかります。