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レンタカー実践例 アルゼンチン コルドバでトヨタ カローラを借りてみた 
イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群 訪問のため】

レンタカー実践例 アルゼンチン コルドバでトヨタ カローラを借りてみた 

車を借りたわけ
アルゼンチン中部のイスキグアラスト/タランパヤ自然公園群にどうしても行ってみたかったのですが、どう考えても公共交通機関がありません。そこで、一番近い大都市コルドバまで飛び、そこから車で移動しようと考えたわけです。
借り方
いつものようにwebサイトから予約したのですが、大手レンタカー会社を探してもコルドバ空港に営業所はありませんでした。ただ、Europcarはコルドバ空港営業所が出てきたので、そのサイトで予約しました。でも実際は・・・・。空港は非常に小さく、日本の地方空港並み。売店が1店、軽食喫茶が1店の空港でした。レンタカーオフィスもなく、「あれれ??」と思っていたら、予約した時間におじさんが到着ロビーに現れてくれました。車で5分のガソリンスタンドに連れて行かれ、その中の一室が事務所でした。
アルゼンチンドライブで大切なこと
”検問への対応”
アルゼンチンは幹線道路に一定間隔でしっかりとした検問所が設けられていてかなりの確率で検問に停められます。検問所は州や行政区の区切り、そして大きな市街地の出入り口などにあり、常設の立派な建物になっていて、そこで「全車、停車」が求められます。ただし、実際には微速で動きながら通過することも多いのですが、とにかく、かつての成田空港への入口のように、ものものしい雰囲気だと思ってください。よって長距離移動をする際は一日数回は必ず数回はあります。
検問では、簡単なあいさつのあと次の4つの内容を確認します。@身分証明書の確認、A車の証明書の確認、B行き先・目的の確認、C同乗者・車内の様子の確認です。
実際には笑顔であいさつし、書類を差し出せば、「どこに行くの?」「おお、家族だね」なんて簡単なやり取りだけで済んでしまうことも多く、何のこと無いのですが、それでも自分は毎回ドキドキしていました。遅い時間になると建物の明りだけまぶしいけど、人はだれもいないことも多いのですが、とにかく日本人からすれば、ちょっとドッキリしてしまいます。
そうそう、当然ながらスペイン語ですので、アルゼンチンの運転にはスペイン語会話が必須とも言えます。言語がとても苦手な自分がなんとかなる程度の簡単な会話なのでそれほど心配はいらないと思いますが。
感想
一番近いと言っても、コルドバから、目指す自然公園まで600km以上離れています。どちらもアルゼンチンの田舎ですから、高速道路があるわけではありません。もっと言えば、途中に街は点在していますが、車の故障や事故の時はどうしよう・・・と思いましたが、とりあえず事前にgoogle mapで道路状況を確認し、なんとか行けそうだと判断し、現地に向かいました。
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担当してくれたおじさん。空港にオフィスはなく、送迎をしてくれました
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予約時、サイト上では、シボレーのセダンだったのですが、実際にはカローラでした。ただし、カローラと言っても日本のそれとは別格で、車幅もエンジンも大きいUSカローラ。日本でいえば、カローラとクラウンの間、かつてのマークUあたりの車格です。
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アルゼンチンの道は・・・・・最高です!。本当にまっすぐな何もない道路もたくさんあります。
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対向車も少なく、全く開発されていない地域もとても多く、どこを走っても絵になる場所ばかりです。ただし「ここで故障したらどうしよう」「事故したらどうしよう」と思うこともありますが・・。
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ここは目指すイスキグアラスト/タランパヤ自然公園群の近く。恐竜の化石が多数出土した場所ですが、まだまだ発掘すればいくらでも出てきそうです。
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アルゼンチン、パタゴニアの大地は、走っていて最高!の気分になれる道。
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日本ではありえないこんな道もあります。これが幹線道路ですが、前日の雨で川が増水し、道路が完全に水没していました!車はもちろん、バイクも徒歩の人もここを渡るしかないのですが・・・。非常にスリルに満ちた経験でした!
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運転席です。インパネまわりのつくりは、いつものトヨタですね。
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上に乗っているのはポータブルナビ。ブラジルで使っているものですが、標準でアルゼンチンの地図も入っているのでそのまま使えます。
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スピードメーターは240kmまで刻んであります。
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南米でいつも使っているポータブルナビをここでも使いました。画面は「この道を123km進みましょう」という表示。次の街までではなく、「次の交差点まで123km」という表示です。日本では考えられない世界・・・。
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つい見たくなるのがエンジン。1.8LのVVTi。安定・安心のエンジンです。
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バッテリーにはトヨタの文字が入っていますが、南米のメーカー製。自分の主観ですが、品質はどうしても日本製に劣ります。
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コルドバ近郊には、短距離の高速道路もあります。ちなみに料金は数百円と微々たるものです。
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ガソリンを入れているところ。アルゼンチンのスタンドはフルサービスが基本。ガソリン代は80円〜70円/Lと日本よりかなり安い感じ。
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上とは別のスタンドにて。この車はレギュラーなのか、ハイオクなのかも不明なワタシ。スタンドのおっちゃんはプレミアムを勝手に入れていました。日本ほど価格差がないので、まぁ、いいか。
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これは車検証の一つ。非常に重要な書類です。これが不備であれば、「即逮捕」「身柄拘束」の世界です(冗談抜きで真面目に)。
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外国では、とにかく「証明書」の提示を求められます。車を運転するならば、身分証明書、運転免許証、車の登録書などを常時携帯し、提示することが求められます。日本は世界でまれにみる安全な国なので、とにかく日本基準がおかしいのです。
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これは「アルゼンチンの違反切符」という超貴重な?写真です。実はアルゼンチンは「郊外を走行中、必ずヘッドライトをつけなくてはならない」という法律があるのですが、売店に寄ったあとに走り出した時につい、無点灯で走り出してしまったのです。そしてパトカーに停められ、この違反切符を頂いてしまいました。警察官は2人組で、結果的にはとても良い方々だったのですが、捕まった時はドキドキハラハラしてしまい、初め事情を上手に話せず焦ってしまいました。でも、ニコニコして話を聞いた後、無駄話をしながら端末にこちらの情報、車両情報を入力して、レシートのようなものを印刷して手渡されて、以上終了でした。それがこれです。
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下部にはバーコードがあり、まるで日本のコンビニ支払いみたいな感じです。違反金は1044ペソ。14000円程度。でもおまけがあって、「期限までに支払うと50%オフの522ペソ(7000円)」と書いてあります。罰金を割引するって?と思いますが、南米ではよくある話です。指定銀行の窓口に持っていく方法で下が、まぁこれも良い経験と考え、気前よく?支払ってきました。

 

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