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レンタカー実践例 アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた
パタゴニアバルデス半島へ行くために        

アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた

レンタカーを借りたわけ
パタゴニアという地名はかなり知名度があると思いますが、具体的には非常に広大なエリアを指します。このサイトで紹介した ロス・グラシアレス Los Glaciares もそうですし、イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群 Ischigualasto/Talampaya Natural Parks  も 広義のパタゴニア地方に含まれることもあります。ただやはりパタゴニアと言えば、南米大陸先端の南の方が主流です。でも中部にも非常に見どころを感じる自然の楽園があります。そこが バルデス半島 Península Valdés 。野生動物の保護区であり、クジラの回遊などもある場所です。ぜひ、そこを見たいと思い、いろいろ調べましたがあまりにも広大でツアーで回るしかなさそうです。でも、車を借りれば自分の行きたい場所に行けると考え、車を借りることにしました。
行きたかった世界遺産
感想
いろいろなところで書きましたが、ここでレンタカーを借りようと、ネット予約したのですが、いざ現地に行ってみると、借り出し時の保証金の金額が莫大(20万円ほど)で、アルゼンチン国内発行のクレジットカードなどを持っていなかった自分は、手持ちのクレジットカードでは落とせなかったので、予約していたHertzでは借りられず、結局地元の小さな会社から車を借りました。決して良い車ではなかったのですが、足が全くない土地において、非常に有効でした。個人でバルデス半島を回ろうと思ったら、現地のツアーに入るか、車を借りるしかなさそうです・
アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた
【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
トレレウ空港(Almirante Marcos A. Zar Airport,IATA: REL, ICAO: SAVT)のHertzのレンタカー窓口にて。窓口のお兄さんは親切で、まともな方でしたが、約款により非常に高額な(20万円くらい)の金額を、事前に保証金として落とせなければ車は貸せないことになっているそうです。自分も日本発行・米国発行の5〜6種類のカードを持っていたのですが、全て拒否されました。(後日カード会社に問い合わせると、「アルゼンチンの怪しい店から大金を落としたいという申請があったが、怪しかったから拒否した」とのことでした)
アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた
【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
結局、Hertzのおじさんいわく、「じゃぁ、となりのおじさんに頼んでみよう」と隣のブースのRENT A CAR PATAGONIAのおじさんに頼んでみてくれました。結局、この会社の方が貸してくれることになりました。(写真には写っていませんが・・・。ちなみに、アルゼンチン出国後も、自分たちの写真も交換したりするなど、何回かメールをやり取りするほど仲良くなりました。)
アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた
【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
車を貸りたトレレウ空港(Almirante Marcos A. Zar Airport,IATA: REL, ICAO: SAVT)の外観。空軍と共有らしいのですが、タクシーすら全くない超小規模な地方空港。日本で言うと・・・う〜ん。第三種空港以下です。あえて言うなら、新幹線の通っていない地方中核都市のJRの駅、例えば岐阜県中津川駅、山口県東萩駅、秋田県能代駅?のような感じです。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
プエルトマドリン(Puerto Madryn)へ向う国道40号線。パタゴニアを貫くメインストリートです。ひたすらまっすぐ。何もない道路。気持ちいーーーーー!。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
これが今回借りたシボレー コルサ(Chevrolet Corsa)。この車をデザインしたのはGMの日本人カーデザイナー児玉英雄さん、という話はちょっと有名な話。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
このコルサ。CORSA-Bと呼ばれる2代目モデルです。日本でもそこそこ売れたモデルですが、発売当時、既にトヨタがカローラU系でコルサの商標を使っていたため、ヤナセはオペル ヴィータとして販売。輸入車としては格安だったため、そこそこ売れていた気がします。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
良く見ればかわいい顔つき。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
最廉価のベースモデルである証 ”CLASSSIC”が光ります。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
バルデス半島は日本の四国と同じエリアが自然公園となっています。しかもほぼ未舗装道路。でもしっかりと走ってくれました。直進走行性などもまともです。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
レンタカーの旅は、同乗者が飽きると、すぐに休憩できるのがいいです。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
トランクの容量もしっかりとあります。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
ハンドル回り。いかにも最廉価モデルらしい、質素でチープな作り。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
とりあえず、エアコンがあるだけでも良し、とします。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
メーターは220km/hまでありますが、こんなに出るはずがありません。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
DC12Vのソケットから分岐をしているところ。カーナビ用とドライブレコーダー用です。日本ならどこのホームセンターでもカーショップでも豊富にある車用12Vの3連ソケットですが、南米でこれを見つけるのは至難の業。結局どうしても見つからず、日本から高いお金を出して取り寄せました。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
ブラジルで使っているTOMTOMのポータブルカーナビは、標準でアルゼンチンの地図が入っていましたので、そのまま使えています。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
やはり見たくなるのがボンネットの中身。1.4L 横置きDOHCが入っています。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
さて、ガソリンを入れます。目指すは、アルゼンチン国営のYPFのスタンド。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
レギュラーガソリンで70円ほど。日本よりもかなり安めです。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
南米の標準的なスタンド。給油機の隣にパソコンが入っていて、キーボードとクレジットカード読み取り機があります。ただし、現金入れはなく、その都度、建物内のレジに行って清算します。
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【アルゼンチン バルデス半島で シボレー コルサを借りてみた】
給油口です。「無鉛ガソリンを・・・」ステッカーにありますが今の世の中、有鉛ガソリンを見たことがありません。

 

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