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レンタカー実践例 トルコで トヨタ カローラ を借りてみた        

レンタカーを借りたわけ
トルコの公共交通機関は基本的にバスです。もちろんそれを十分に使いこなせば良い旅ができるのは分かっていましたが、せっかくならば、限られた期間内に自分の行きたいところに行きたい、と、車の運転を計画し、トルコを訪れてみました。
イスタンブールの運転はやめておこう
いままでいろいろな国で運転をしてきた自分ですが、その中でも非常に運転マナーが悪い国の代表格と思えるのがトルコ。ましてやイスタンブールの運転は非常に荒く、法規を守らない車だらけ。4車線しかないのに、普通に5台が並走して走るなど「これでどうして事故が起こらないのだろう?」と悩んでしまうほど(実際には山のように怒っているらしいのですが)マナーはめちゃくちゃです。イスタンブール駐在の日本人の方も「危険すぎるので、トルコ国内での運転は禁止されている」とのこと。ついでに言うとレンタカー屋のおじさん達までも「イスタンブールは危ないから、イスタンブール外で運転しろ」と真顔で言いました。でも「それじゃ、ここ(イスタンブール)から、どうやって出るの?」と突っ込んでしまいましたが・・・。
感想
「親日的だ」と聞かされていたトルコ。でも、本当にそうで、旅先で様々な人と素敵な出会いがある旅になりました。また、カッパドキアなど、見どころが各地に点在している場所も多く、やはり車があるととても便利でした。人は最高で、見どころもいっぱいのトルコですが、運転はやはり心配。まずは運転マナーがダメです。言ってみれば「先行車があったら、追い抜かないといけない」と、みんな思っているようだと感じました。高速道路で高級車に抜かれるならまだいいのですが、たとえば田舎道で”風景を楽しもう”と自分がゆっくり走っていると、ボロボロの古い大型ダンプカーが全身全霊をかけて追い抜こうとしてきました。ダンプでこうですから、普通車なんかはもちろん無謀な追い抜きをかけてきます。またこの国は文化と文明の交差点ということは、不安定な部分も多数あります。例えば隣国はシリア。自分はまだそれほど情勢が緊迫していなかった時に訪れましたが、当時でさえいろんな人に「国の東部は危険だから絶対に言ってはいけない」と何度も釘を刺されました。残念ながら、軍事的な意味も含めて地政学的な治安の不安も常にある国です。余程の準備と自信がないかぎり、車の運転は避けた方がいい国です。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
借り出しは、イスタンブール市内のHeatzの営業所でした。借りた車はE100系のトヨタ・カローラ。この車種なんかは自分より詳しい方が大多数だと思うのでつまらぬ解説はしませんが、トヨタの作る安心・安全・快適なセダンです。モデルとすれば7代目。ツーリングと呼ぶワゴンタイプ、バンタイプもありましたが、このモデルを最後にワゴンはフィールダーに、バンはプロボックスになっていきました。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
ネットでの予約時は、違う車種をお願いしたのですが、いざカウンターに行くと「やばい、この予約の車を用意していなかった」といった感じで、係のお兄さんが慌てふためいていました。そこで、「悪いんだけど、この車に乗っていってもらえない?」と渡してもらったのがカローラでした。「これ、オマエの国の車だからちょうどいいよ」なんで言われましたが、完全に配車ミスだったようです。車内は個人的なものも置いてあり、多分、営業所スタッフのだれかのもののようでした。ガソリンも空で「返却は、ガソリンは空でいいからね」といわれましたが、返却ちょうどに空にするなんて芸当はできず、そこそこ残したまま返しました。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
乗りだしてみると、内装はいつものカローラ。やはり日本人にとって安心、安全のつくりです。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
トルコは平地かと思いきや、かなり高低がある国です。さびしい場所もたくさん走りましたが、カローラなら安心、と思って快走してきました。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
懐かしいようななんとも言えない風景にもたくさん出合いました。好きなところで写真が撮れるのも車旅の良いところです。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
トルコは、ヨーロッパに憧れ、ヨーロッパの一員になりたくて仕方がない国。しかしイスラム国であるトルコを、キリスト教基盤の欧州各国が受け入れる余地はほぼなく、”片思い”の状態が続いています。トルコの欧州愛の表れのひとつが車のナンバー。完全にヨーロッパ様式になっています。ちなみに最初の2ケタは登録した都市・地方の固有番号。”34”はイスタンブールを指します。これが分かっていると地図を見るのも便利ですし、慣れてくると「あっ、アンカラナンバーの車だ」なんてことができます。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
左折禁止の信号。ということは常時、直進と右折はOKなわけです。こういった信号をみて直進しないで停止していると、ものすごいクラクションの嵐が体験できます。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
案内表示はそれなりに充実していて、手元の地図を参考にして走れば十分でした。単位もkm表示で、分かりやすいことこの上なしです。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
イスタンブールほどではありませんが、地方に行っても都市部になると、緊張のカーレースが始まることもよくあります。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
大都市を除き、駐車場に関しておおらかな国だな、と感じました。駐車場は少ないのですが、地方ではほとんどの場所で路上駐車が基本的にOKのようです。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
エーゲ海沿いの道に出たので海辺に行ってみました。ギリシャで見るエーゲ海とはずいぶん雰囲気が違い、別の海のように感じました。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
トルコで一般的にみられる小さな村です。こうした市街地は40km/h以下で走らないといけません。車の流れが、急に落ちるので注意が必要です。
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
荒涼な場所も多数あるのがトルコ。「ここで壊れたらどうしよう」と思える場所もありましたが、カローラくんはしっかり走ってくれました。(恥ずかしいショットですみません)
【トルコでトヨタカローラを借りてみた】
アンカラ付近にて「トルコの大地爆走中」の図。(お恥ずかしいショットですみません。まだちびっ子がいないので二人旅デス)