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レンタカー実践例 メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた        

シアン・カーン メキシコ世界遺産 

レンタカーを借りたわけ
詳しくは シアン・カーン自然保護区 を見てください。とにかく、この自然を見たかったのですが、「自然保護区なので、個人では入れない。参加する場合は地元のツアーに入るしかない」とのことで、現地に着き、ホテルのお兄さん経由でツアーに申し込んだら「バンでみんなで行く方法と車で行く方法と2種類あるけど、君たちは家族4人だから車の方がいいよ」と言われました。言われるままに申し込んだら、いきなり「あれ乗って」「片道3時間半ね」と言われ、わけがわからないまま、水たまりばかりの超悪路を片道3時間半、往復7時間、運転してきました。いままでこんな距離の悪路を運転したことがなく、ずっとジェットコースターに乗っているような感じでしたが、非常に面白い経験になりました。
感想
カンクン周辺で借りた にも書きましたが、メキシコはそもそも自分の持っている運転免許で運転できるかどうかも不安だったのですが、ここのツアーの場合、さっと申し込んだだけで、運転免許の有無とか、保険のこととか、事故をした場合の補償のこととか、そもそも6速マニュアル4駆を長時間運転できるか、ということも全く確認せず、「じゃ、あれ乗って」と自転車にでも乗るように気軽に指示されたのが非常に新鮮でした。事故が無かったから良かったものの、日本だったら全てがありえない状況でしたが、自分にとってはとても楽しい、良い経験でした。
 ちなみに。メキシコ在住の友人が言っていましたが、メキシコにおいてJeepなどは、日本よりかなり安価に販売されているとのこと。「日本の軽自動車とおなじようなもんかな?」と言っていましたが、それほどでもないにせよ、メキシコでJeepに乗るのはそんなに特別なことではないようです。

 

ちょこっと動画まで作ってしまいました。

シアン・カーン メキシコ世界遺産
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
いきなり「じゃ、あれ乗って」と指示されたのがこの車。ジープ・ラングラー(Jeep Wrangler)。3代目の現行型。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
驚くと同時に嬉しくてたまりませんでした。”Wrangler JK”というこのモデルは6速マニュアル。日本仕様はガソリン3.8Lエンジンですが、このメキシコ仕様のエンジンはガソリンの3.6Lタイプと想像します。アメリカ仕様は直4ディーゼルターボ2.8Lもあるらしいのですが、これはガソリン車でした。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
ハンドル回り。Jeepとはいえども、デイリーユースに対応して、しっかりした質感の内装やインパネを持ちます。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
荷物室へは外部からしかアクセスできないのが不便ですが、コンパクトな車体にしては、荷物室もそれなりの容量がありました。
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
こんな感じの車です。後部座席もそれなりに広く、大人4人乗車でも、見た目ほどのきつさはありません。しかし車高が高く室内高はせまいSUVですので、”ワゴンRの4人乗車の方が快適”というレベルです。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
正面からみるとこんな感じ。水のある悪路を走るとヘッドライトまでみんな泥で汚れるので、ヘッドライトウォッシャ―が欲しいと思ってしまいました。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
こどもたちにとっては、ジェットコースターのような楽しい時間だったようです。復路は超悪路にも関わらず、全く気にせず寝ていましたし。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
「こんな道を、こんなスピードでガンガン走って大丈夫かな」と思えるほど悪路にしてはスピードを出して走ります。こんな水たまりばかりの道ですが、ザップンザップン水しぶきをあげながら、一気に走り抜けました。
シアン・カーン メキシコ世界遺産
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
先行車がいたので、とにかくその道をトレースしていくことにしました。
【メキシコ ユカタン半島で ジープ ラングラーを借りてみた 】
とにかく悪路に続く悪路。しかも雨の後で、道は水溜りだらけ。走り方とすれば少しでも見えている陸にタイヤをのせながら一気に走り抜けます。ギアは2速か3速で状況に応じ瞬時にかえていく感じです。いつも遠距離ばかり何も考えずに運転していることが多かった自分ですが、久しぶりに”忙しい”運転ですごく楽しみました。

 

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