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シアン・カアン  Sian Ka'an

 

 

往復の道の様子

車を借りました
(詳しくはここ)

シアン・カーン メキシコ世界遺産

 

「シアン・カーン」を訪れようと思ったけれど・・・
メキシコ随一のリゾート地、カンクン。その美しい海と数々のリゾートホテル、リゾートアクティビティは、間違いなく中南米随一のオススメの一つです。もちろん、人によっては「海の色が思ったよりきれいじゃない」「物価が高い」「治安が心配」だの言う方もいらっしゃるかもしれません。でも、何て言ったってメキシコのリゾートですから、日本人の感覚からすれば、多少の不満を持つ方もいるかもしれませんが、自分にとっては必要にして十分のビーチリゾートでした。欧米人のリゾートの過ごし方は、基本的に数週間単位で滞在することが多いので、カンクンにも当然ながら、様々なアクティビティやアトラクションが用意されています。ネットを調べれば、シカレxcaret (www.xcaret.com.mx)だのシェル・ハ xel ha(www.xelha.com)だのマリンパークが検索されると思いますし、現地に行ってもそれらの施設への無料シャトルバスはガンガンと走り、宣伝もあふれています。
自分は小学生低学年の子ども付き(家族4人)でしたので「やっぱり、そういうテーマパークに行った方が子どもが喜ぶかなぁ」と思ったのですが、世界遺産に指定されているシアン・カーンも是非、訪れたいと思っていました。
でも・・・。ネット上に情報があまりにもないのです。日本語はもちろん、英語のサイトを見ても「行ってきました!」という写真はあっても、「具体的に」「どうやって」「どこに連絡すればいいのか」という情報は得られずじまいでした。その上「自然を守るために一日の訪問人数が制限されている」「ツアーガイドなしで訪問することはできない」などと、不安を掻き立てる情報は出てきます。
結局、悩んでいても仕方ないので「もし、子連れが不可能でも、近くの海に行ってもいいし、シカレとかに行ってもいいからとにかく行ってみよう」「近くに行けば情報はあるかも・・」と思い、とりあえず、一番近そうな町トゥルム(Tulum)に宿をとり、そこで相談することにしました。
(ちなみに、カンクン空港で車を借りていたので、移動は自由にできたのです)
シアン・カーンを訪れるためには
カンクンを車で出発した自分たちは、トゥルム(Tulum)の小さな宿に到着し、宿のお兄さんに「子連れだけど、シアンカーンとビーチリゾートとどちらがいいか」相談しました。まだ若いけどしっかりした主人は「個人的には、シアン・カーンをお勧めするよ」と力説。「だって、シカレとかは結局、人工的な公園の中だからね」「せっかくここまで来たんだったら、メキシコの生の自然のほうが絶対いいと思うよ」とのこと。「子連れでも?」と確認すると、「なおさらいいのさ。4人だしね」と言われました。「なぜ4人が?」と思いましたが、それは実際に出かけてみて、すぐにわかりました。
ツアーの申し込み
宿の主人が「知り合いのツアーを聞いてみるかい?」と言うので、すぐに連絡をしてもらいました。やってきた陽気なお兄さんとお姉さんたちは
・車で行くツアーであること。
・行くまでに3時間半、帰りも3時間半かかること。
・水着と水を持参すること。
・昼食は含まれていること。
などを陽気に、でも手短に話し、「俺は実はイタリア人なんだ」「彼女はスウェーデン」「ここへはサーフィンをしにやってきたのにこんな仕事をしているんだ」「日本人はめったにこないねぇ」などと、あまり関係のない雑談をして、帰って行きました。
「明日は8時までにここにきて」「知り合いのマルコってのがいるから詳しくはそいつにきいてみて」と簡単な地図だけを残して。
ここを訪れる際の基本情報
・訪問所要時間・・・最低でも1日
・訪問形態・・・・・地元のツアーに参加(個人で回るのは不可能)
・費用・・・・・・・1万円弱(一人当たり)
・アクセス・・・・・大観光地カンクンから130km南下したトゥルム(Tulum)がツアーの起点。カンクンからの日帰りツアーもあるかもしれませんが、自分たちはトゥルム発着で、まる一日かかりましたので、カンクンからトゥルムまで来てからツアーに参加したほうが確実だと思います。カンクンートゥルム間はバスがたくさん出ていますので、聞いてみればすぐにわかると思います。ツアーの規模も、ツアー会社の規模も小さいので、いずれにしても、カンクンまたはトゥルムで確認していただくのが確実だと思います。
自分の参加したツアーの具体的な内容
・・・一言で言うと、「ビックリ」です。日本ではありえないことばかりでした。時間通りツアーオフィスに行くと、各国からの観光客が続々と集まってきました。「マルコ」をさがし、声をかけました。30歳前後の小太りの彼は「キミのことは聞いている。ちょっと待っていて」と、優しいけれど、ぶっきらぼうな言葉で言われました。それから待つこと30分。ようやく集合がかかり、超簡単な打ち合わせが始まりました。
「えっと、行きに3時間半かかります。途中で休憩を入れます。現地に付いたら船に乗り換えて、イルカや亀を見ます。シュノーケリングもします。途中に昼食も付いています。帰りも同じ道を通ります。以上!」
「え?? これで終わり?」「いいのか?」「ホントに大丈夫か?」というウチの家族の心配をよそにマルコは「えーっと、じゃあ あなたのファミリーはあれに乗って」と白いジープを指差します。そこで初めて理解したのですが、「車で」というのは「車を自分で運転して」という意味でした。だからこそ「4人ならちょうどいいね」と言われたのです。しかし「免許証」も「パスポート」も何にも確認しないのです。左ハンドル6速マニュアルの4WD車をいきなり運転させるとは、なかなかのものです。
 しかしビックリはさらに続きます。3時間半という行程ですが、その道は「超悪路」なのです。でこぼこだけでなく、大きな水たまりが道の左右に永遠と出て来る、まさに絵に描いたオフロードでした。自分は「マルコ」の車に続いての2番でしたが、とにかくついて行くのがやっと。運転技術は自信があった自分ですが、ここまでの悪路を長時間ガンガン運転したのは初めての経験でした。さて、3時間半のドライブのあと、車を降り、簡単なバンガローに入りました。そこでわずかなタコスを頂き、すぐに小船に乗りました。車は8台ほどあったので総勢20人ほどいたのですが、それを3隻の船に分け、8人位ずつ乗船しました。「水着を着てきて」とのことだったので、薄着で乗船した人も多かったのですが、肌寒い洋上をかなり長く移動したあと、「ウミガメがいるポイント」と「イルカのいるポイント」を見せてもらいました。いつも同じ場所にいるわけではなさそうですが、船長はそれを熟知しているらしく、本当に野生のウミガメやイルカを観察しました。そのあとはマングローブの茂る入江の探索です。ただしこのときは大きな生き物を見ることはできませんでした。その後、船長から、いきなり「泳ぎたいか?帰りたいか?」と聞かれたのでみんなで「泳ぎたい」というと、海岸にほど近い浅瀬へ向い、そこでの海遊びをしました。その後、そのまま洋上を戻り、先ほどの食堂にもどってささやかな、タコス中心の遅い昼食をいただきました。そしてやや薄暗くなってきた中、また同じ悪路を永遠と走り続け、もとに戻ってきました。スタートした事務所に到着したのは午後9時。その晩、自分はカンクンに宿を取っていたので、カンクンまで戻らなくてはならなかったのですが、トゥルムとカンクンの距離は約130km。「すごく近いよ」「1時間で行けるよ」とだれかに言われたのですが、それは大ウソ。道はとてもよく、標識もきちんとしていて迷わなかったけれど、やはり2時間強はかかりました。
※言い添えますが、言語は基本的にスペイン語です。ただし、中には英語を話すスタッフもいますので、がんばれば英語だけでもなんとかなる気がします。
写真ギャラリー1
写真ギャラリー2
写真ギャラリー3
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シアン・カアン  Sian Ka'an
トゥルムの宿にあった、シアン・カーンのパンフ入れ。でも中身は別物でした。
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上と同じ場所の様子。マリンリゾートのパンフが中心です。
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今回、お世話になったツアー会社”iTour :www.itourmexico.com”の壁にあったシアン・カーン周辺の地図。
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自分が行った場所は右上のTulum から アレン岬(Punta Allen)までの直線距離で片道60kmほどの道のり。
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これが宿で予約した際に頂いた予約書。費用は4人でUSD360(一人9000円前後)。下の絵は、靴、ビーチサンダル、水、日焼け止め、帽子、水着、サングラス、食べ物を持ってこいという意味らしい・・・。
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「朝8時に来て」と言われたので、定刻前にiTOURのオフィスに行きました。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
出発前のブリーフィング。「丁寧に解説してくれるなぁ」と思ったら別団体向けでした。早く教えてくれればいいのに・・・。
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ウチのグループに対しては、ほとんど説明もなく、「片道3時間半かかるから」とだけ言われ「じゃ、あれ乗って」と言われたのがこの車。ジープ・ラングラー(Jeep Wrangler)。3代目の現行型です。事故の際の保険だとか、そもそも免許やパスポートの確認も全くしていないアバウトさにビックリです。そもそも日本の国際免許はメキシコにおいて、正式には無効だったような気がしますが、そんなことはどうでもいいらしいです。ともかく、4人乗りの本格オフローダーに荷物を詰め、出発!
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シアン・カアン  Sian Ka'an
「じゃ、ついてきて」とマルコの言葉に従い、進み始めました。この写真の白いジープ チェロキーがマルコの車です。はじめは、トゥルムの町のビーチリゾートホテル街を進みます。こんなにたくさんのホテルがあったことにビックリ。「今度カンクンに来るときはこういったビーチリゾートロッジもいいな・・・」と思いながら通過。
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海沿いの舗装道路を走ります。気持ち良いーー。ちなみに車列は8台ほど。みんなで徒党を組んで進みます。
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ここが自然保護区のゲート。つまり町と保護区の境目です。「許可車以外進入禁止」と書かれているゲートの前で、係員のお兄さんがスマホでゲームしていました。
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しばらくいくと、管理事務所がありました。シアンカーン環境管理事務所 Centro Ecológico Sian Ka'an です。ここで入園の手続きをするのですが、自分たちの場合はマルコがしてくれましたので、車内待ちでした。
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見にくいのですが、自然公園の全体図。
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こんな説明板もありました。マナティとミノカサゴがお出迎えです。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
初めて知ったのですが、ここもラムサール条約に指定されている場所とのこと。ラムサール条約 Ramsar Convention は、主に水鳥の保護を目的とした湿地の環境保全に関する国際条約です。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
管理事務所へ手続きをしなくてはならないのは、全入園者です。他のツアーの車列も手続き待ちをしていました。
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管理事務所の車には、シアンカーンの文字が。
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さて、いよいよここからが本番です。「どんな道だろう」とわくわくしたら、いきなりの未舗装路。しかも泥道。正確に言うと泥道どころではなく、道全体が水たまりの場所ばかりの超悪路でした!
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「プンタアレンまで33km」「最高速は40km/hまで」という看板。この泥道では40km/hも出ないのですが・・・。
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「ドボン ドボン」「グワー ガン」。せめて水たまりを避けようと、ものすごい上下動を繰り返しながら、ガンガン進んでいきます。借りた車だからいいけれども(失礼!)、自分の車なら絶対に走りたくない道を、エンジンとダンパーとサスペンションに悪そうな走りを延々と繰り返します。
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途中、ふときれいな橋にでました。
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地元の方が釣りをしています。
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基本的に海沿いの未舗装路を進みます。ここら辺の気候がよくわかりませんが、もしかすると乾季の時期があれば、もっと走りやすいと思われます。
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1時間ほど走った時、ふとマルコが止まりました。「トイレ休憩だよ」とのこと。「この風景、何かに似ている」と思ったら、ジュラシックパーク!。あの映画では、フォード エクスプローラーでしたが。
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「揺れる車にずっと乗っていると子どもが酔うかな」と思いましたが、反対に揺れすぎて、酔うどころではなかったらしいです。「ジェットコースターみたいで楽しい」とのこと。
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「トイレ休憩」といっても、トイレがあるわけでもなく、「藪の奥で勝手にしてくる」というトイレでした。藪の反対は海!きれいな海でした。
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この青さ、本当に美しい色です。
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・・・でも近寄ってみると、大量のごみが・・・。カンクンのビーチリゾートは掃除が入るため目立ちませんが、人気のないビーチには漂流したプラスチックが多数ありました。残念だけどこのあたりの海の普通の姿でしょう。いかに海全体が汚れているか、本当に考えてしまう光景です。
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ヤシの木を切り倒したあと、根が残っていて、そこから生えてきている図
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休憩後、またガンガン進みます。「え?え?この道行くの?」「車に木がバンバンあたっていますけど、いいんですか?・・・」という道も進みます。正直言って、自分の車だったら絶対に行きません。暗色やメタリック系の塗装なら絶対に傷がつくところをガンガン進みます。
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基本的に海沿いですので、時折海岸が覗けます。
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またまた、ジャングル探検隊のような道を行きます。太い木の葉が「ガーーー」と大きな音を立ててボディにと当たるのですが、本当に進んでいいのでしょうか???と思うのですが、マルコは気にせず進むので、こちらも遠慮せず進ませていただきます。
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「わー ここで遊びたい」と子どもが行っても、車列は止まりません。
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きれいな海岸もあれば、そうでない海岸も出てきます。
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草むらを抜けたら、また水たまりの連続です。水たまりの底の路面が読めないので不安を感じつつもガンガン進みました。でも正直・・・・気持ちいいです。とりあえず、マルコの車のラインをトレースしながら進んで行きました。
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3時間ほど走ったら、いよいよ目的地の「アレン岬 Punta Allen」の村に入りました。・・・といっても事前になんの説明もなかったので、実際にはここが目的地かどうかも分からなかったのですが・・・。
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外国人観光客も多数来るのでしょうか? 英語とスペイン語の両表記です。
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プンタアレンの村。電気も通っていて、それなりの村のようです。
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診療所の隣も抜けていくと・・・
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ようやくバンガロー(食堂)らしきところに止まりました。
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ここで全員車を降り、建物の中に入ります。11時半過ぎでした。ほんの少しのタコスをいただきました。
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「船に乗るから、水着に着替えて」と言われ、あわてて着替えて行った先がこの船。どうやらこれに分乗して出かけるようです。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
これがマルコの雄姿(ただし、後ろ姿)。今回のガイドのはずですが、言葉が少なく、無愛想な方です。基本的にスペイン語しか話さなかったのですが、英語もそこそこ話せるようでした。
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岬の先にある灯台を超えていきました。
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中型貨物船も停泊しています。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
こんな船で進んでいきます。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
最初に着いたのが、ウミガメの観察ポイント。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
「ホントにいるのかしらん?」とみんな半信半疑。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
「あっ、いた!」
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出てきたのは・・・
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アカウミガメでした。体長1mほど。かなりしっかりとしたカメです。
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頭の大きさと言い、後頭部の模様と言い、アカウミガメです。 学名:Caretta caretta。英語名:Loggerhead turtle。スペイン語なら、tortuga bobaまたはCaretta carettaと言うそうです。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
船に驚いて潜りますが、爬虫類のため呼吸のために一定時間ごとに顔をあげるので観察しやすいことに気付きました。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
カメ観察を終えると、移動。そしてマルコはぐうたらモードに。海の上の出来事は基本的に船頭さんに任せているようです。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
次に向かったさきは・・・
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シアン・カアン  Sian Ka'an
マングローブが生い茂る森でした。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
英語で Mangrove 、スペイン語で Manglar 。もともとの語源はマレー語らしいのですが、海水-汽水域の植物圏を指すようです。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
水深は、ぐっと浅くなり、船が航行できる場所も限られています。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
「なんかの看板だ」と思ったら、「最高速度10km/h」とのこと。
シアン・カーン マングローブ メキシコ世界遺産
シアン・カアン  Sian Ka'an
ゆっくりと静かな水の流れがいいですね。
シアン・カーンマングローブ ヒルギ科 支持根 メキシコ世界遺産
シアン・カアン  Sian Ka'an
植物よくわからないのですが、ヒルギ科のような気がします。 植物本体を支える支持根がしっかり見えています。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
こんな感じで進んでいきます。
シアン・カーン 気根 マングローブ メキシコ世界遺産
シアン・カアン  Sian Ka'an
空中から垂れ下がる「気根」。
シアン・カーン マングローブ メキシコ世界遺産
シアン・カアン  Sian Ka'an
汽水の水中には小さな魚がたくさんいました。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
えっと・・・。詳しくないので種が特定できません。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
堂々たる姿。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
再度洋上に出て、今度はイルカウオッチングです。「本当にイルカが見られるのかなぁ」と思っていたら、すぐにホントにいました。
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こんな近くまで来ても逃げません。
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水の色から言って水深の浅い場所です。だからこそ、えさが豊富だったりしてイルカが生息しやすいエリア何なのかもしれません。
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ハンドウイルカ(英名:(Atlantic) Bottlenose Dolphin 学名:Tursiops)だと思われます。
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マイルカの仲間です。仲良く泳いでいます。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
英語で”ボトルノーズドルフィン”。鼻がビンの口のような形をしていることからこの名があります。日本の水族館でもおなじみですが、自然界でも水族館と同じような激しい動きもしていました。
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さて、イルカウオッチングのあとは、「シュノーケルをするぞ」とマルコ。どこで?と聞くと少し移動したあと「ここで、どうぞ」と言います。どう考えても海の真ん中なのですが、浅瀬であり、潮の流れも緩やか、とのこと。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
大洋上ですので「本当にここでやるの?」と再度聞くと「オレが船の上から見張っているから大丈夫だ」とマルコは言うのですが、すぐにごろんと横になってしまった彼の姿を見て不安になりました・・・。でも確かに潮の流れがなく、小学校低学年の子もそれなりに楽しめました。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
海底の中です。下が岩礁のいわゆる暗礁地帯でした。
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水深が浅く、大人なら足がつきそうな場所もありました。
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水中機材はいいものを持っていませんので、上手な写真が撮れません。色が変になってごめんなさい。
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樹木のようなものは英語でPorous Sea Rods。日本語では・・・えっと・・・分かりません。いわゆるソフトコーラルと略してしまいますが、サンゴの一種です。
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中に魚がいるのですが、上手に撮れませんでした。
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ソフトコーラルとウミウチワ
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この魚、スクールマスター(正式には 英名:Lutjanus apodus Schoolmaster)と言うらしい・・・。
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サンゴの下に、ミノカサゴ(英名:Lionfish)が隠れています。非常に美しい魚で水族館の華といってもいいのですが、強い毒を持ち、大変危険な魚です。もともとフロリダ沖にいただけでカリブ海にはいなかったらしいのですが、ハリケーンのときに流されて定着してしまったらしいという説も聞きました。
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岩陰にいる大型の魚はなんだろう?
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見にくいのですが、右上に青いスズメダイの仲間がいます。
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球形のサンゴの一種、英名:Brain Coral(脳サンゴ)。一部が傷ついているのが気になります。
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見にくいのですが、岩の下からエビのひげが覗いています。大きなロブスターかな?
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ウミウチワ(英名:Sea Fan)です。
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ナマコ(英名:sea cucumber、スペイン語名: Holothuroidea、学名: Holothuroidea de Blainville)です。寿命は5年以上あるらしいです。
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細かく見ていけばたくさんの生き物がいそうですが、半分おぼれそうなおチビの世話をしながらなので、楽しい生物観察はできませんでした。考えてみればサイパンで取得したスキューバのライセンスも子どもが生まれてから全く使っていません。水中撮影機材もロクなものがありません。せっかくメキシコの海にいるのに・・・と思ったりもしますが、同時にいろいろはできませんのであきらめなきゃ。
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詳しくは分からないのですが、grunt イサキ科の魚だと思います。
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この海の普段の状態が分からないのでなんとも言えませんが、サンゴと海底の状況から、必ずしもベストな状態ではないような気がしました。どうしてだろう?海水温?水流のせい?
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英名:Caesar grunt、学名:Haemulon carbonariumだと思います。スズキ目イサキ科の魚です。
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「そろそろいくぞ」とマルコの掛け声で出発です。でもなんだか機嫌が悪そうで、「次はどこに行くんですか?」と気軽には聞きにくい雰囲気。
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突然、「そのまま戻るか?泳ぐか?」と聞かれたので、みんなで「泳ぐ!」と答えたら、海岸近くに連れていかれました。
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「ほれ、ここで泳げ」と言わんばかりにラダーをつけてくれたので、みんなで海水浴。「ライフジャケットも脱いでいいよ」とのことなので、おチビもそのまま海に・・。水深は1m弱。確かに浅い場所でした。
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みんなで楽しく海水浴。でも・・・お昼抜きで、既に時間が午後3時過ぎなのは気のせいです。
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自分の乗っていた船の舳先を水中から見るのも初めての経験。船上には、寝転んでいるマルコの巨体がなんとなく見えます。
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と、いろいろあってようやく、出発したプンタアレンの村のバンガローに帰ってきました。
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バンガローにあるトイレ。お世辞にもきれいとは言えないところですが、唯一にして最大の更衣室も兼ねています。
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これがシャワー。水圧は弱く、当然、冷水ですがこの場所では、必要にして十分です。
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バンガローの前はきれいな海。おチビはお砂で遊び足りない様子。
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4時すぎになっての昼食。こんな辺鄙なところでしたが、おいしい食事が出てきました。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
ポテト、焼きトマト、スクランブルエッグ、ライス、そしてチキン。自分たちには十分な食事でした。(ただし、舌の肥えた日本人ツアー客だったら、文句が出る内容かもしれません)
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何【シアン・カアン  Sian Ka'an
かのハーブで作ったお茶もついていました。(名前を聞いたけど忘れてしまいました)。こんな場所なのにシーフードがないのはなぜ?とも思いますが気のせいです。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
ツアーの仲間たちとバンガローの様子。アメリカ、フランスなど各国からのツーリストがいました。ちなみにこのバンガロー。下は完全に砂浜です。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
バンガローには、ハンモックがあり、おチビは気に入って遊んでいました。
シアン・カアン  Sian Ka'an
ふと周りを見たら、自分たちのように個別の車でなく、ハイエースのようなバンで参加しているグループもありました。こちらの方が費用がやや安く、いろいろな人たちと仲間になれそうですが、自分たちのような子連れは、他人に迷惑をかける心配も少ない、自家用車で正解でした。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
帰りも、一列になってあの悪路を戻ります。相変わらずの道ですが、様子が分かっている分、気が楽でした。
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シアン・カアン  Sian Ka'an
ただし、すぐに暗くなってしまい、真っ暗の中を泥にかぶった薄いライトだけで走るのはなかなか大変でした。到着したのは夜9時前。すっかり真っ暗でした。