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812ある世界遺産のうち貧乏個人旅行で訪れた48カ国111サイトを写真と現地情報で紹介

海外でのレンタカーの使い方 ドライブで気を付けること

さあ、いよいよドライブです。ここが一番楽しく、そして一番怖い場面でもあります。安全に気をつけてさあ、出発。
(photo:Rossian LADA 4*4. LATIVIA)

 

 

 

左ハンドル、右側通行
当たり前ですが、イギリス、タイ、オーストラリアなど一部の国を除いてみんな右側通行、左ハンドルです。つまり車幅感覚も、右左折も、バックミラーで見た左右の感覚もみんな違ってきます。これは慣れろ、としか言いようがないのですが、特に気をつけるのは右左折。特に左折は要注意。曲がった先に何車線もある場合などはついつい、いつものように左斜線に入りたくなってしまいます。特に周りに車がない深夜早朝は要注意です。実は私も頭もぼけていて、おもわず左車線に入り「うおおおっと」と焦りながら右車線に逃げた体験が何度もあります。
現地の感覚に慣れろ
平均時速は何キロなのか、車間距離はどの位なのか、クラクションは鳴らして良いのか、ウインカーの出すタイミングは・・・・などなど「流れにのった運転」をするための細かなテクは数限りなくあります。それはやはり現地で走って身につけるしかありません。オーストラリアのように大変紳士的に走る国もあれば、トルコのように4斜線の所に6台が我先に併走するトンでもない国まであります。
燃料の種類
日本でいう、「レギュラー」「ハイオク」「軽油」。当然のことながら、この呼び方も国が変われば変わります。これは呼び方がたくさんありすぎますのでこごて全てを話すのは無理ですが、基本形として、レギュラーは「ノーマル」、ハイオクは「プレミアム、またはスーパー、スーペリオ」などと呼ぶと通りがよい気がします。あと気をつけなくてはならないのが、東欧、旧ロシア諸国に多い古い車用として「有鉛ガソリン」というものが売られています。もはや日本では、ハコスカ・初代GT-Rにでも乗っている人でなければ縁がないので知らない人が多いかと思いますが、通常我々の使っているガソリンは鉛の無い「無鉛ガソリン」ですので、お間違いなきように。そうそう、ちょっと思ったことですが、たとえばヨーロッパは、日本に比べると、レギュラーガソリンのオクタン値が少し高いですね。日本で「ヨーロッパ車の調子が悪いときはレギュラー仕様でもハイオクを入れてみる」ってのはこんなところにあったんだ・・・と納得。

チェコのガソリンスタンドの例。4つの燃料種が売られている
国境を越えよう


ヨーロッパなどは車でカンタンに国境を越えられます。ましてハーツなどは「国境を越えた乗り捨て」もOKです。
「同じ所に返すんだけど、ルートとして国境をただ越えるだけ」ならなおさらカンタンです。たとえばEU内なら控えめに「国境だよ」と書いた看板が立っていて、緑色で「申告なし」、赤色で「申告あり」と書いたゲートがあり、何も申告がなければ笑顔で「申告なし」のゲートを笑顔でゆっくり通りすぎれば、以上終わり。ただし当然のことながら、出ようとする国と入ろうとする国の間に条約なり協定なりがあり「車での出入国を認めていること」そして、アナタが相手国入国のビザを持っている等の、環境が整っていることが絶対条件です。不明な場合は、事前に各国大使館に尋ねたりしてみましょう。そうそう、メールでレンタカー会社の各営業所に質問してもいいし、かり出すときに、オフィスの人に確認しても良いでしょう。ただし、ブルガリアからルーマニアなど、旧共産圏ではやはりレンタカーでの越境は認めていません。とにかくケースバイケースなので事前に確認してください。

この前ポーランドで借りて、チェコで返しました。写真はその時のポーランドから、チェコへの国境付近です。まるでドライブスルーをするように3つのゲートに停まり、一つ一つチェックを受けて次に進んでいく方法でした。ちなみに乗り捨て料は約5万円。決して安くはないのですが、時間が無かった私にとってはありがたい制度でした。ちなみに、AVISでもEuropcarでもそのオプションは認めていませんでした。

 

 

 

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