海外でのレンタカーの使い方 借り出し
さあ、ようやく現地に着きました。どんな車と出会い、旅をすることになるのか、ドキドキワクワクの瞬間です。
(photo:BMW1502.GREECE)
チェックアウト | 車をかり出すことをチェックアウトといいます。ちなみにもどすことはチェックイン。「ホテルと逆」と覚えておけばいいでしょう。 |
借り出しはもちろんこんなオフィスで行われます。ここはフィンランド、ロバニエミの ハーツレンタカーの営業所 |
|
提示するもの | 提示するのは、国際運転免許証、日本の運転免許証、パスポート、クレジットカード、そして予約してあればその予約確認書を出します。窓口のお兄さんはキーをたたきながら、期間、車の種類などを確認していきます。早ければ10分、モタモタしている国・営業所では1時間近く待たされることもあります。「自分はこんなプランで走りたいんだけど、大丈夫?」と聞いたり、「今日はいい天気だねぇ」と世間話をしたり、またはカウンターにある地図でも眺めながら、時間をつぶしましょう。 |
保険を確認 (下表を参照) |
通常の旅行傷害保険には運転中の事故についての補償はされないので、必要があればこの場で保険に入ることになる。もちろんここの部分は任意で、入らなくても全くかまわない部分ですが、個人的な意見を言うと、「Full Protection」。つまり入れるものは全て入っておいた方がいいと思います。出費はかさみますが、万が一の場合、頼りになるのはやはり保険です。 |
運転する人が複数人いる場合、運転する全員の国際免許証を提示 | これは保険上の問題です。誰がこの車を運転することになるのかはっきりさせるために必要なことです。複数人いる場合は忘れずに。 ちなみにこの件に関して個人的な経験を一つ。国際免許の有効期限はわずか1年。自分のはちゃんと有効期限内でしたが、同乗者のが有効期限切れの免許証になってしまっていました。それを知りつつも、この時に提示してしまいましたが、あそこには発行日は書いてあっても失効日は書いてありません。それを知ってか知らずか、すんなり受け取ってくれていました。でも、事故にでもなったら問題になるんだろうな。 |
返却について確認 | 返却地が同じ場所の場合、何時まで営業所はやっているのか、その時間を過ぎたらどうすればいいのか、確認しておきましょう。「ああ、その時間は営業所が閉じているから、ウラの駐車場に止めておいてくれ。そうだな、鍵は運転手側はロックしておいて、助手席側はあけておいて、グローブボックスの中にでも入れておいてくれ(ハー○の北欧の某営業所の所長の話)」という場 |
レンタカーを借りるときに入る保険の例
CDW(Collision Damage Waiver) | 車両損害補償制度制度。車をぶつけたり、 壊したりしたときの補償をする |
TP(Theft Protection) | 盗難保険。車両が盗まれたとき契約者の 補償を免除する保険。 |
LDW(Loss Damage Waiver) | 車両損害補償制度のこと。アメリカなどで 見られる。CDW+TPと同じ。 |
PAI(Personal Accident Insurance) | 搭乗者損害保険。事故にあったとき 乗っている人が補償を受けられる。 |
LIS(Liability Insurance Supplement) | 任意責任保険。第三者から規定の補償額を越えて 請求があっても、それを補償してくれる。 |