サフランボル市街
City of Safranbolu
トルコ独特の木造建築が多数残る街、サフランボル。伝統的な古い建物だらけの街には、暖かい光が溢れ、通りには子ども達がはしゃぎ、馬具を治すおじいさん、パンを焼くおばあさんが毎日の営みを続けていました。街の隅々まで歩いても30分。本当に小さな街で、観光施設も何にもない街ですが、それがまたたまらなく印象的でした。イスタンブールの雑踏、地中海の陽気さ、カッパドキアの荒涼さとも全く違う、何とも言えないトルコがここにあります。イスラムの古い様式を守った家々。古いものを大切にする人々。ロカンタ(食堂)には照子の田舎料理が、最高の味・最低の料金で並べられていました。日本人ツアーではまず訪れない場所みたいですが、トルコを訪れるならば是非足を運んで見て欲しい街です。ここサフランボル旧市街はオスマン朝時代からの伝統的なトルコ家屋と街並みの景観が1994年に世界遺産に登録されました。