リガ歴史地区
Historic Centre of Riga
人口80万人。バルト三国の首都の中では最大の規模を誇る都市リガ(またはリーガとも呼ぶ)。記録として残っているここの歴史は1201年ブレーメンの僧アルベルトがここに要塞を築いたことに始まるとされています。その際、彼らは「牛一頭分の皮の土地」をもらうことに成功しましたが、それをすぐさまヒモにして広い土地をもらうことに成功したといいます(この逸話は、紀元前にフェニキア人の女王エリッサがカルタゴの土地をもらうときの話と同じです)。13世紀、ここはハンザ同盟に加盟し発展を遂げました。しかしその後ポーランド、スウェーデン、帝政ロシアの支配下におかれ、つい最近までソビエト連邦内の共和国として存在していました。ソ連時代にはそのきれいな景観も手荒く扱われ「雫落した貴婦人」という汚名も着せられていたとのこと。そして現在。バルト三国の中でもここリガは活気が満ちている気がします。町の様子も明るく開放的になってきた雰囲気を強く感じました。