マチュ・ピチュの歴史保護区 Historic Sanctuary of Machu Picchu
アグアスカリエンテス村
クスコからの列車はここ、アグアスカリエンテスにつきます。現在はマチュピチュ観光の起点の街になっていますが、基本的にはとてものどかな温泉街です。山の上で誰もいないマチュピチュとは違い、ここは人の生活がある場所です。マチュピチュを訪れる基地ですが、多くの旅行者はこの村の良さを知ることはせず、列車からバスへ乗り換えるただの通過点としか見ていないようです。
ここは、宿もレストランあり、とても過ごしやすい所です。プールのような温泉もあります。ただし英語の通用度は限りなくゼロに等しくスペイン語が苦手な方には少々きついかもしれません。でも人なつっこいペルー人が多く、結局何とかなってしまう気もします。朝夕のマチュピチュ自体をしっかり見たいのなら遺跡横のホテルに泊まるべきですが、街の雰囲気を味わったり落ち着いた気分を味わいたいならこちらの方が絶対に良いと思います。
村の中心にレールが走っています。旧アグアス駅が通路がわりになっています。土産物やらレストランやらがありますが、地元の人向けの施設が半分以上を占めています。観光で成り立っている村ですが、ここにはペルーの田舎の生活が残っていました。
旧アグアス駅のホームらしきものの壁に掲げられた「マチュピチュ駅」の標識。標高2040m、クスコから110.8kmとあります。
洗濯物からも、とても懐かしい生活臭を感じます。