マチュ・ピチュの歴史保護区 Historic Sanctuary of Machu Picchu
宿泊施設 Hotel
マチュピチュ観光に来る外国人(といってもほとんどが外国人らしいのですが)、はこの偉大な遺跡を、ほんの数時間みただけで、また特急列車に乗ってクスコに戻ってしまうと言います。
しかし、この遺跡の本当の美しさは、朝と夕の日が刻々と変わる姿にあると、私は思います。
ですから、ここを訪ねたならば是非宿泊して、ここの遺跡をじっくりみて頂きたいと思います。
宿泊施設は大きく分けて2種類。
遺跡の入り口真横にある高級ホテルか、山の麓のアグエスカリエンテスの村の中にあるホテルか、です。
この写真は遺跡の入り口、というか遺跡の隣に作られている五つ星(ただしペルー基準)のホテル「マチュピチュルイナス」です。1泊でUS$200というのでビンボー旅行者はあきらめてしまう値段ですが、朝夕のマチュピチュを見るにはやはりここに泊まるのがベストです。ただし宿泊者曰く「壁が薄くて隣の声が筒抜け」との話です。
お金に余裕がない、自分がアグアスカリエンテスの村で見つけたのが、 写真のホテル、Hostel PACHAKUTEOです。清潔そうな店構えと、気の良さそうなおばさんがいたので部屋を見せてもらうと、なかなか良い雰囲気でしたので、ここに決めました。
値段は朝食付きで、一泊3000円程。日本では破格の安さですが、ここでは中級の上ランクといったところ。安ホテルもいいのですが、治安も心配な国ですので、値段の多少の高さは保険と思って、宿泊しました。
部屋の中、そして朝食の様子は以下の写真の通りです。朝食はペルーのホテルの平均的な内容。部屋は平均以上でした。
そうそう、ここのホテルに限らず、こころへんのほとんどのホテルはスペイン語(または一部ケチュア語)しか通じません。スペイン語が苦手な方は、覚悟が少々必要かもしれません。ま、正直なところ、言葉が通じなくても、旅人がホテルを訪れれば、「今夜泊まりたいんだ」と、相手もわかるわけですので、身振り手振りでも通じるとは思います。