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筆者の主観的評価 | ||
オススメ度 | 大自然、たくさんの生き物たち・・・。平穏に見える草むらには猛獣が、優しく見える水の中にはピラニアがリアルに生息し、様々な生き物とつながり合っている世界を感じることができます。 |
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訪問のしやすさ | とにかく広大なので、玄関口となる都市に行くだけでも大変。またそこからの移動も個人ではまず無理。 |
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旅行環境整備 | あまりにも広いので宿泊地、または旅行会社のツアーに入るのが一般的。それに入ってしまえば、それなりの環境で過ごせます。 |
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総合評価 | ||
トラベルインフォメーション | ||
そもそもパンタナールとは | まず最初に断らなくてはならないのが、パンタナールにおいて、世界遺産に指定されているエリアは非常に奥深い所にあり、「セスナと車を乗り継いで何十時間もかけていくところ」で、旅行者が簡単にアクセスできる場所ではない、という事実があります。ただし、ブラジルでパンタナールといえば、その周辺の広大な湿地帯を指すので(Pantanal:パンタナールとはポルトガル語で大きな沼地のこと)、南米在住日本人の会話で「パンタナール行ってきたよ」と言えば、あの地域の自然を体験しに行ってきたという意味、と同義です。パンタナールはパラグアイ・ボリビアの一部を含み、面積は23万平方キロ。本州とほぼ同じ大きさになります。 |
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訪問の実際 | ブラジル国内の旅行業者の扱い方に従うとマット・グロッソ州エリアを「北パンタナール」、マット・グロッソ・スウ州エリアを「南パンタナール」と大別します。北パンタナールに行くにはクイアバ(Cuiaba)に向かい、そこから数百キロ走って、どこかの宿を起点にして様々アクティビティやツアーに参加する、というのが一般的です。南パンタナールの場合は、カンポ・グランジまで飛び、そこから車かセスナで移動、というのが一般的です。また、南パンタナールへ行くときは近くのボニート(Bonito)も訪れ、その超透明な清流の中を魚と一緒にシュノーケリングしながら泳いでいく”天然水族館”をセットにする場合も多くあります。いずれのコースも、リオやサンパウロから3泊程度で行ってこられる内容です。 ちなみに自分は北パンタナールに行ってみました。ご覧のように絵画のような風景ばかりでした。写真がヘタでうまく伝えられませんが、実物はこれら写真の何万倍も美しい世界でした。 |
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訪問方法 | 貧乏で、個人旅行が基本な自分はなんとかして自力で行こうと検討してみましたが、パンタナールに関しては、各宿泊施設が主催しているツアーに入るのが、やはりベストだと思います。具体的には在ブラジルの旅行業者のサイトで確認し、予約をしていくしかないと思います。ご存じのようにブラジルには日系社会があり、日本語の通じる旅行会社もありますので、検索していけばいくつか出てきますので、そこで相談してみてください。具体的にはサンパウロからのフライト込で3泊4日、または2泊3日のコースが一般的です。費用に関しては”え?こんなに高いの?”とビックリするくらいだと思ってください。宿代、アクテビティ代、食事代、そして空港までの送迎代など全て込みの値段設定をしているところがほとんどです。 |