トップ > 旅の技術 > レンタカー実践例 > パナマ トヨタ フォーチュンナー SRV

レンタカー実践例 パナマ トヨタ フォーチュナー SRV を借りてみた        

Portobelo Portobelo

レンタカーを借りたわけ
パナマは、アメリカが軍事的な意味で、大西洋と太平洋をむずぶ運河の建設を熱望し、その最適、最短のルート上にある場所を、コロンビアから独立させてでも取得し運河を建設した場所です。そして当時としては画期的・先進的な運河、あのパナマ運河を建設し今に至ります。ですので、パナマは独立国であり、スペイン語圏でありながら、まるでアメリカ合衆国の海外県?と思ってしまうほど、アメリカの文化が流入しています。そして驚くほど英語が通じます。それも中南米の人々のような”なんとなく英語”ではなく、スラングを含めたきちんとしたアメリカ英語を話す人が多いことに驚きました。そんなパナマを運河も含めて、パナマを回りたいと考え、車を借りました。
感想
パナマに行って驚いたことが世界各国の品数の豊富さです。工業製品、車をはじめとして、まるで先進国の様にいろいろがそろっています。世界の物流の重要地点であるパナマには、いろいろな製品が入りやすいのだなと感じました。結果的に値段も比較的安く、高品質なものが手ごろな値段で手に入る感じです。ですので、今回借りたトヨタの車も、中南米では非常に高価なものですが、物流量が多いこの国では、普通の値段で借りることができました。しかし一歩郊外に向かうとそこは中米の風景が広がります。そんな何とも言えない不思議な雰囲気を走るのはとても興味深かったです。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
パナマシティのトクメン空港(Aeropuerto Internacional de Tocumen, IATA:PTY,ICAO:MPTO)のレンタカーブース。国際的なブランドが多数並んでいます。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
今回はあまり利用したことにないスレフティ(Thrifty)で借りることにしました。サイトによると「カーナビがオプションてつけられる」とあったからです。このお兄さんは、とてもきちんとした英語を話す方でした。さすがパナマ。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
SUVを借りたくて探していたら、サイト上にはヒュンダイのツーソン(Tucson)しか出てこなかったので、「まぁ、一度は乗ってみるか」と思いそれを予約していたのですが、借りられたのはトヨタのハイラックスをベースにした世界戦略のSUVであるFortunerでした。このサイトのタイでフォーチュナーを借りてみたと同じ車種です。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
さて、トクメン空港を出ます。予約する時ナビもお願いしておいたのに、在庫切れでなし、とのことで、何の地図も持たずに出発です。レンタカー屋さんでもらえることも多いフリーの地図もなし、ということで全くの情報なしで出発進行!(かなり不安ですが、仕方ありません・・・)
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
空港を出たらこんな感じ。一体どこに行けばいいやら・・・。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
何度も道行く人に聞きながら進むと、パナマシティに向かう高速に乗ることができました。あとはひたすら進むのみ。さすが物があふれている国、道も良いです。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
先の方にパナマシティのビル群が見えてきました。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
かなり整備されている高速道路です。公共交通機関が貧弱なので、通勤時間帯のなるとものすごく混むらしいです。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
パナマシティ中心部。これだけ見るとどこかの先進国の様です。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
もしかすると日本の都市より洗練されている感じさえ受けます。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
上の写真から1kmと離れていないところにスラム街がありました。道に迷ってつい入ってしまったのですが、これを見るとやはり先進国ではないことを感じます。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
このFORTUNERはトヨタが新興国用の車を世界的な生産販売体制で構築するトヨタIMVプロジェクトから生み出されたIMVシリーズの車種で、ブラジルなどではハイラックス(Hilux) SW4 と呼ばれています。非常に高価な車で、凶悪犯罪専門警察が徒党を組んで使っている車種です。ベースになるのはピックアップトラックのハイラックス。写真は 太平洋岸、つまりカリブ海ですがあまりきれいではない海岸にて。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
サイドビュー。プラドと言うか、サーフと言うか、ハリアーと言うか、またはそのミックスのような感じです。そうそう、パナマではナンバーは後ろがあれば十分なのでフロントナンバーなしの車も多いです。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
インパネ回りはいつものトヨタ車。豪華ではありませんが、それほど質感が悪い感じがしない、いつもの雰囲気です。オーディオもいつものトヨタ車風の感じ。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
トヨタの列4気筒DOHCターボ 電子制御コモンレール筒内直接噴射(D-4D)エンジンである1KD-FTVを積んでいます。排気量は 3000cc。ランドクルーザープラド120系やハイラックスサーフ(4Runner)210系などに搭載されています。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
バッテリーはGSユアサでしたが、警告は日本語でも書いてありました。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
別の日に、パナマシティのある太平洋側から大西洋側に横断してみました。この高速道路と並走してパナマ運河があります。こんな山ばかりのところに人工の巨大水路があると思うと感慨ひとしおです。
Portobelo
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
さすが、アメリカの資本が入っている国。道は真っすぐでしっかりしています。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
高速道路の料金所です。1時間走っても数日百円でした。中南米のお約束的な価格ですが、それに比べると日本の高額さが際立ちます。
Portobelo
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
高速の料金所の様子。表示されているTARJETA(タルヘイタ)とは、カードのこと。このカードはクレジットカードではなく、スイカのようなプリペイドカードのこと。この窓口で買うこともできます。緑のしるしが付いているところは追加入金もできる窓口。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
料金所の渋滞はどの国でも共通の悩みごと。でも、ここのTARJETAシステムはとてもダメです。なんと、パナマシティ近郊の南線のプリペイドカードは北線では使えないのです。なんたる手抜きなシステムでしょう!
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
この看板のCORREDOR SUR (コレドール スウ)とはパナマシティ近郊の南部高速道路のこと。ここを30分も走れば空港です。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
パナマシティのガソリンスタンド。セルフのスタンドに入りましたが、どうやってもノズルからガソリンを出せなくて、悩んでいたらおばちゃんがやってきて、ノズルスタンドを思いっきり下に下げました。どうやらそれがリセット兼、給油スイッチになっているようでした。
【パナマ トヨタ フォーチュナー SRVを借りてみた】
トクメン空港のレンタカー返却ブースにて。非常に多くの人が車を返しに来ていました。

 

サイトメニュー