AUDI A4 でオーストラリア 東海岸を走る
 クイーンズランド州を幼児を連れてドライブ


  • どうしても日本車が多いオ―ストラリアでは基本的にレンタカーも日本車だらけなのですが、できれば日本車以外に乗りたい自分はEuropecar(www.europcar.com.au)で借りてみました。


  • オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン空港にて。ここで車を借りる日本人も多いらしく、 受け付けは非常にスムーズでした。


  • 借りたのは、アウディ A4.スタンダードの少し上のクラス Standard Elite (RDAF)です。

  • この車はアウディのA4の中でも、第3世代のB7系、または 8Eと呼ばれるタイプです。


  • 基本的に一世代前のB6系のマイナーチェンジですが、サスペンションなどが進化しています。


  • いかにもアウディらしいシンプルかつ上質な走りです。


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    運転席です。最近のドイツ車、というかVW系と一緒の雰囲気です。


  • メーターパネル。スピードメーターは240km/hまで刻んであります。オーストラリアの制限速度は日本と大きく異なり、一般的にモーターウェイ(高速道路)100~110km/h、一般道では田舎道で100km/h、市街地周辺で60~80km/h、スクールゾーンで40km/hという感じです。ノーザンテリトリー辺りでは制限速度なし、もあるそうです。

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    シンプルなシフト回り。飛び出すカップホルダーは「これで耐えられるのかなぁ」と思うほど華奢なつくり。


  • ナビはなく、CDとラジオというこの時代の車としては標準のオーディオ類。

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    ライトスイッチ回り。例のごとく、このロータリー式のつまみを回すとライトが付きます。日本と同じ、イギリス仕様の右ハンドル車なのでウインカーとワイパーも逆なので、ここに写っているのはウインカーではなく、ワイパースイッチ。


  • お約束のエンジン拝見。横置き4バルブ、2.0L で130 PSを発生するユニットです。


  • ナンバープレート。オーストラリアでは、ナンバーの文字はもちろん色も希望で選べるとのこと。中でも白と黒は高いらしい。希望色にすると毎年、その費用がかかるらしいけど、この車のオーナーは車体色に合わせてこの色にしたのかなぁ...。


    ガソリン給油口。ここを開けでハイオク仕様だったことに初めて気がつくワタシ・・・。

  • ミシュランの205/55/16を履いていました。


  • キ―です。ワイヤレスロックだけの機能しかなく、しっかりとキーシリンダーに挿してエンジンを始動するタイプでした。

  • さて、実際に車を借りてどうしたのかも少し紹介。
    車があると郊外の某有名ファストフード店を訪れるのも簡単です。

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    宿泊したコンドミニアム駐車場にて。日本人観光客も多い世界有数のビーチリゾートであるゴールドコースとは様々な観光客向けのアクティビティがあります。しかし、それぞれは距離が離れているため、各種施設の送迎バスを活用すればそれなりに動けますが、やはり車は便利です。


  • 外国とは言え、右ハンドルの日本車があふれている世界は、いつも国内で運転している感覚です。

  • ブリスベン市内にて。日本車ばかりに囲まれると一見日本に戻ったようで安心してしまいます。


  • 道路標識も見やすく丁寧。


  • 道も比較的簡単で迷うこともありません。


  • 日本と同様オーストラリアでもチャイルドシートは必須。予約は1つでお願いしておきましたが、子どもの年齢からしてやはり2つ必要と言うことで2台借りました

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  • でも、普通の4ドアセダンだと、ぐずった時にあやすのも大変。ワゴンRなど日本の軽自動車のほうがよっぽど優秀です。


  • ・・いろいろ困難はありますが、乳幼児を連れて旅をする際、やっはり車は便利です。

AUDI A4 でオーストラリア東海岸を走る

外国を旅する場合、一人旅や二人旅をする場合と、ちびっこを連れて旅をする場合と、そのスタイルや動き、目的も大きく変わります。行動力とすれば、リュックを背負って、気ままに動くのが一番広範囲に、効率的に動けると思いますが、同伴者、それも小さな子がいればその行動は全く変わります。海外に行くのに子どもや家族を置いて出かければ一人旅と同じ行動ができますが、旅の目的が「休養」や「娯楽」「趣味」の場合は、やっぱり家族で動くのが基本でしょう。というわけで、乳幼児付きで海外旅行に行きたいと言う(自分のような大馬鹿な)人には、車の移動は至極快適です。というわけで、おむつとベビーカーと離乳食を抱えながら1歳5カ月の乳児と年少児を連れて向かったのは、時差も少なく、いざという時の医療も心配のないオーストラリアでした。
 筆者は「一度行ったところよりも、行ったところがないところに行きたい」「新しい場所に行ってみたい」という、いわば非リピーターです。でも、諸事情によっては何度も訪れる場所がでてきます。ロンドンやパリ、ローマ、香港と言った大都市は仕方ないにしても、マチュピチュやナスカの地上絵など、変わった場所も複数回訪れているのですが、ここオーストラリアのブリスベン周辺も、学生時代に仲間とコンドミニアムに宿泊し、いろいろと遊んだ場所でした。でも、前記の諸事情に加え、フライトの値段なども含めて、再度訪れることにしました。事情も分かっているのでレンタカーを借りるとしても、なんとなく雰囲気がわかっているのは、確かに楽でいいですね。

 オーストラリアでのレンタカードライブは予想通り、とても快適でした。日本から遠く離れた途上国などと比べると、"ほとんど日本"と言えるほど快適で、何の問題も感じないドライブでした。左側通行、右ハンドル。そして回りにあふれる日本車。海外ドライブが心配と言う方も、オーストラリアならば、かなり安心して運転することができると思います。