運転免許証の更新 

  • ここが運転免許の発行・管理をつかさどっているDETRAN(デトゥラン)。


  • 正式名称をsecretaria da segurança pública departamento estadual de transitoといいます。国土交通省 交通局みたいな感じでしょうか?


  • ちなみに入口はここです。住民サービスは限りなく悪いので、免許センターなのに駐車場がないのはお約束。


  • 中に入ると、運転免許の申請・更新にやってきたたくさんの人々がいました。どことなく日本の運転免許センターと同じ雰囲気です。


  • Pre-Cadastro つまり事前申請者の入口に向かいます。ここから入り、適性試験やいくつかの確認事項を聞かれ、書類にサインする、ということを行います。(さすがに写真は撮りませんでした)

  • DETRAN(デトゥラン)に行ってから数日後。「やっぱり医学的検査を受けろ」「学科試験もだ」と連絡がきました。規則やルールが頻繁に変わるのはいつものこと。文句を言っても絶対に無駄なので仕方なく、ここに来て、はじめに免許をとったお医者に行ってみました。場所はこんな感じの少々治安が悪そうな場所(といってもサンパウロ市内、みんなこんな感じですが)

  • おおっと、まさかの閉店。一時的にやっていないのではなく、閉鎖されていました。

  • 仕方なく、ネットで検索し別の病院へ。車で20分ほどの別の地区へ。自分はあまりなじみのない地区で、高級住宅街でもあり、夜間はゲイの方がたくさん出没するというウワサの地区です。

  • ここで検査を受けました。入口の看板には 「運転免許取得のための(医学的)適正検査(DETRAN公認)」とあります。

    ほとんど全てが”アバウト”な国、ブラジル。特にお役所仕事なんかは”ひたすら適当”だらけです。しかも、よくミスをするのに自分たちの間違いは絶対に認めない、というスタンスです。
     自分の運転免許もそうでした。普通、ブラジルの運転免許の有効期限は5年なのですが、自分は役所(自分の場合は外国人登録を取り扱う連邦警察)の書類ミスで、有効期限が1年だけでした。文句を言ってみましたが、当然認められず、仕方がないので運転免許の更新を行うことにしました。
     結論から言うと取得も大変ですが、更新も大変でした。数週間かけて様々な書類を取りそろえ、ネットで事前申請をしてから運転免許センターとも言えるDETRAN (デトゥラン)に出かけました。ここでの検査や書類審査は問題なかったのですが、いざ発行という時になって、「やっぱり目の検査をしろ」「学科テストを受けろ」と指示が来て、(文句を言っても100%無理なので)仕方なく医師と学科試験場に行き、ようやく新しい運転免許を頂きました。
     最後のオチとして、本来ならば滞在ビザの有効期限=運転免許の有効期限なのですが、どこまでもアバウトなお国ゆえ、ビザの有効期限には全く関係なく5年も有効な運転免許を頂きました。