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筆者の主観的評価 | ||
オススメ度 | 世界に氷河は数あれど、圧倒的な美しさを感じるのがここ。この氷の青さを見ると地球の雄大さを感じざるを得ません。この透明な氷河、是非見て欲しいと思います。 |
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訪問のしやすさ | アルゼンチンに入ってしまえば、観光定番コースと言うことも有り、お約束の観光コースです。日本発着のツアーは少ないと思いますが、現地旅行者のサイトを除いてもらえば、多数のツアーがあると思います。ブエノスアイレスから、エル・カラファテまで、フライトも多数あり、それなりに訪れやすい場所です。が、やはりとにかく遠いですね。訪問すべき時期が限られるのも難点の一つでしょう。 |
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旅行環境整備 | パタゴニアの観光シーズンの夏(日本の冬)はこの氷河目指して世界各国からツーリストが訪れるため、観光施設やボートツアーなどが多数用意されています。反対に冬はかなりの施設が運休しています。 |
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総合評価 | 南米の大きな魅力の一つ、パタゴニア。その雄大な氷河は見ておいて損はありません。距離と時間はかかりますが、ここでしか見られない風景があります。 |
訪問時期 |
まず、大前提として日本の冬の時期、具体的には12月〜3月が観光シーズンになります。それ以外は宿も閉まり、寒くて観光しにくい時期です。 |
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アクセス方法 | まずアルゼンチンのブエノスアイレスを経由して、エルカラファテ(El carafate)を目指します。観光シーズンの時、カラファテは活気ある街になり、ホテルや観光案内所なども開設されるので、そこで相談してからでも氷河観光は十分可能です。氷河を見に行く場合、陸路で行けるのはペリト・モレノ氷河(Perito Moreno Glacier)のみ。市内から70km程度で氷河ですので、路線バスで氷河近くまでいくことができあます。ウプサラ氷河(Upsala Glacier)、スペガッツィーニ氷河(Spegazzini Glacier)などはやはり船上から見るのが一番良いと思われます。陸路で行くには数百キロ走る必要があるのでボートツアーに参加してしまうのが一般的かと思います。船はエルカラファテの街から60kmほど離れた港(下記の写真参考)から出港しますが、港までの往復バスも含めた1日ツアーに参加するのが一般的です。ちなみに自分はエルカラファテのホテルに着いてから、そこのお姉さんと相談しながら翌日のボートツアーを申し込んだのですが、大手旅行会社を通じて事前に申し込んだ人たちも同じ船に乗っていました。つまり申し込み方法はたくさんありますが、実際に船を運航している会社は数社で選択肢はそれほど多くない、と感じました。 尚、予定が1日余ったので、急に思い立ってレンタカーを借りてみました。下のペルト・モレノ氷河へは、借りた車で行きました。ツアーでは小さな観光船には乗らないと思いますので、氷河をいろいろな方向から見たければ、数少ないバスを確実に捕まえていくか、車を借りるしかないと思います。車は日本の国際免許でも借りられると思います(自分はブラジルで取得した運転免許で借りました)。エルカラファテにはレンタカー屋が5軒ほどありましたが、自分が借りたい日はちょうど客も多く、4軒目でやっと車がありました。レンタル代金は日本の大手と同じくらい。世界的な大手チェーンもありますので、日程が分かっていればwebで予約するのも手だと思います。エル・カラファテ近郊の道は舗装道路できちんと整備されていますし、標識もわかりやすいのでドライブには最適です。しかし、アルゼンチンの町の作りとして、幹線道路から、町に入るとき、かなりしっかりとした検問があり、しかもかなりの確率で停められて、職務質問されます。警官の話は当然ながらスペイン語なので、スペイン語が苦手な方はかなり戸惑うと思います。職務質問と言っても「アナタの書類を見せて」「日本人?」「これからどこ行くの?」「遊び?仕事?」「一緒に乗っている人は誰?」「どこに泊まっているの?」「○○に行くには××を通るといいよ」程度なので、慣れれば全く問題ないのですが、初めての場合はかなりドキドキすると思いますが、それを覚悟の上で借りてください。(自分も言語は得意ではないので、決して他人のことを言えたものではないのですが・・・) |
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