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オロモウツの聖三位一体柱 Holy Trinity Column in Olomouc

日本ユネスコ協会のサイトではここのところを「聖トリニティ碑」と言っていますが、英語でHoly Trinity Column、チエコ語でSloup Nejsv. Trojiceと言うことを考えると、「聖三位一体の碑」という方がより正確に思います。1716年から、1754年にかけて作られた高さ35mもの碑で、中央ヨーロッパにあるものの中では、規模、そして装飾も群を抜いて素晴らしい、ということから2000年に世界遺産に登録されました。オロモウツはとてもこじんまりしていますが、プラハに次いで文化財が多く、とても見どころの多い町です。自分もこの碑だけを見たら次の目的地に移動しようと思っていたのですが、とても良い雰囲気の町なので、いろいろをつい宿泊してしまいました。と言っても、観光客が大挙して押し寄せる街ではないので、宿も少なく宿探しに苦労してしまいました。

 

 

オロモウツの聖三位一体柱 Holy Trinity Column in Olomouc
市庁舎 Radnice。オロモウツ・モラビア劇場に面する一番大きな建物で、 15世紀に創建されましたが、一度崩壊してしまいました。現在の建物は1955年に再建されたものだそうです。
これが世界遺産の聖三位一体柱 Holy Trinity。
市庁舎のからくり時計。チェコ国内にあるものとしてはプラハのものに次いで有名とのこと。両方見た自分としては、こちらの方が間近で観察でき、はるかに親近感がわきます。
市庁舎を横からみた図。出窓はゴシック様式。しかし、随所にルネッサンス様式も残る不思議な建物ですが、チェコらしい趣のある建造物です。
ここを訪れたとき、すでに遅い時間だったため、人通りが少なくなっていました。
聖ヴァーツラフ教会 dom sv. Vaclava。1131年に最初のロマネスク様式のバシリカができて以来何度か改修され、1890年に塔がつけられ現在の姿になったとのこと。
塔の高さは100m近くあり、この街のどこからも確認ができます。教会の隣にはプジェミスル宮殿があり、この教会横に小さな 入り口があります。
自分の訪問時、ここは工事中でした。塔に登りたかったのに・・・
マリア教会。共和国広場の代表的な建物です。 隣にはトリトンの噴水、前にはオロモウツ博物館とオロモウツ美術館があります。
歩くだけでも楽しい町でした。
いろいろなところに趣のある建物がたくさんあります。手前の電線は路面電車の架線です。歴史的建造物の前をトコトコ走る電車がかわいい・・。
急に画質が悪くなってすみません。塔の上部です。
石畳の街並みが歴史を感じます。
訪問時はすでに夕方。町が静かになる時間帯でした。
文化の香り豊かな、小さな町にゆっくり日が暮れていく様子が素敵でした。
これ以下、画像が荒くなりすみません。
こんな看板が市内各所に掲げてあります。外国人にもわかりやすいデス。
補修工事中でしょうか?文化財を大切にする人々の姿勢を感じます。
詳しくは調べていませんが、歴史あるオブジェだと思われます。
ちょっとした街角が、とてもいい雰囲気です。
古い、歴史ある建物がたくさん。
ながく、ゆっくり滞在したくなる街です。
そうそう、宿泊したホテルの前の公園にこんなものがありました。詳しくは
上の公園の近くにて。この時はまだたくさん走っていた、東西冷戦の象徴ともいえる車トラバントTrabant 。東ドイツのVEBザクセンリンク Sachsenring社の0.6L空冷2気筒エンジンを積んだ名(迷)車です。

 

ここは車を借りて訪れました。詳しくはここ。
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