トップ > ヨーロッパの世界遺産 > チェコの世界遺産 > レドニツェ-ヴァルティツェの文化的景観
13世紀中頃から1945年までこの地を支配していたリヒテンシュタイン家の文化財が、この付近の町に多数残されています。それらが世界遺産に指定されているのですが、日本ではあまり情報が得られないサイトなのはもちろん、現地でもデータは少なく情報集めに苦労してしまいました。公共交通機関も乏しく、車なしでは回れないところばかりです。中心となる都市はレドニツェとヴァルチツェの町ですが、その間は車で30分ほどあり、簡単に行き来できるのですが、途中には民家など何もない平原や林、湖などを挟んでいます。というのも、このすべての領地がリヒテンシュタイン家のものであり、その私有地、とのことです。一見自然に見える湖も、この貴族が舟遊びをするために造成したとのこと。なんとも贅沢なものです。
今現在、このどちらの町にも立派な宮殿、聖堂、そして庭園が整備され、とても美しい街並みが広がっています。 (2001年訪問)
オススメ度 | ヨーロッパ有数の貴族とはこれほどにまで権力を持つものか・・と感嘆してしまうほどすごい財力があることが痛感できる場所です。 |
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訪問のしやすさ | 単なる一貴族の領地なのですが、その広大なる領地のすごいこと。主となる町も2つに分かれており、そもそもプライベートな領地の中で観光客がどんどんと入って行ける感じではありません。 |
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旅行環境整備 | あくまでも貴族の領地なので・・・。全部は公開されてません。 |
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総合評価 | ヨーロッパの貴族の財力を痛感できる場所です。 |
ヴァルティツェ城 Zámek Valtice |
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ヴァルティツェ城 Zámek Valtice と呼ばれるリヒテンシュタイン家の居城です。とてもとても単なる貴族の館とは思えません。 |
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ヴァルティツェ城 Zámek Valtice を後ろから見た様子。どこから見ても堂々としたつくりの豪華な城です。 |
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レドニツェ城 Zámek Lednice |
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レドニツェ城 Zámek Lednice です。上とまた違う雰囲気です。 |
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レドニツェ城 Zámek Lednice 白く、堂々としたゴシック様式ですね。 |