ゼレナー・ホラのネポムークの聖ヨハネ巡礼教会
Pilgrimage Church of St. John of Nepomuk at Zelena Hora
チェコ語で「緑の山」を意味するゼレナー・ホラは、ボヘミアを代表する巡礼地です。この場所には逸話が残されています。かつて、ボヘミア王ヴェンツェル4世が王妃の懺悔内容を知りたいと思い、司教代理のヤン・ネポムツキーを問いつめました。しかし、いかなる拷問にも口を割らなかったため、彼は袋詰めにされてプラハのカレル橋からヴァルヴァタ川に投げ込まれてしまいました、その魂が天に昇ると5つの星が生まれ、川の上空に浮かんだといいます。また、1719年に聖ビート大聖堂にあった彼の墓をあけると、完全に白骨化していましたが、舌だけは原型をとどめていたといいます。これらの奇跡から彼は聖人となり、祭られているとの話です。