チュニジアの鉄道
Société Nationale des Chemins de Fer Tunisiens
スース(Sousse)市内を歩いていたら、突然列車に遭遇しましたのでその様子を紹介します。
歩いていたのはこんな場所。世界遺産にも指定されている美しい街の中心部です。メディナ(旧市街)入口の広場です。
ふと見ると花壇の隣に線路がありました。一応使われていそうですが、こういった場合あるあるで、列車なんかめったに通らない線路だろうな・・・と思っていたら
大きな警笛が鳴ったかと思うと突然大きな機関車が現れました。まさかこんなところに・・と思う暇もなく、超ビックリです。
詳細な形式は分からないのですが、SNCFT Diesel 040-GT あたりかな?と思われます。一般的にはアメリカのElectro-Motive Diesel (EMD) 社のEMD GT18シリーズ と呼ばれる形式と思われます。マレーシアやエジプトでも類似機が使われています。
簡易的な列車でなく、堂々とした編成。機関車の後ろには長大な客車がついていました。しかもおまけ的なものではなく、カラーリングも統一したかなり優等列車です。
列車最後部。ふと思ったのですが、フル編成が町の真ん中を走るのに、遮断機もありません。一応踏切を知らせる表示と信号はあるのですが、日本だったらとてもこんな感じではないと思います。
轟音が過ぎると、街はいつもの雰囲気をすぐ取り戻しました。