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モシ・オ・トゥニャ / ヴィクトリアの滝 (ジンバブエ側)
 Mosi-oa-Tunya / Victoria Falls (Zimbabwe)

 

 

前提として
アフリカを旅する個人旅行者にとって、悩みの種はとにかく情報が少ないこと。”地球の歩き方”ですら、この町についてはコラムとホテル紹介を入れても6ページしかありません。世界三大瀑布である”ビクトリアの滝”に関しては半ページの紹介が全てです。それでもかなり紙面を割いてくれている感じです。とにかく「まぁ、行きさえすればなんとかなるかな」という大きな気持ちで、余裕を持って出かけるのがアフリカ旅行の心得かと思います。
ジンバブエって
ジンバブエは、もともと先住民族が多数居住しており、9世紀にはショナ族、その後ロズウィ族などが「モノモタバ王国」「ロズウィ王国」などが栄えました。19世紀にはイギリスの植民地となり、内戦、統合の結果、イギリスの自治植民地「南ローデシア」が成立します。その後、イギリスからの独立をはかり様々な闘争の結果、1980年4月に「ジンバブエ」が誕生しました。しかし、独裁政権が白人農場を強制収容するなど国際的信用が極度に低下し、援助も停止され、経済的基盤が崩壊してしまった国です。かつては”アフリカの穀物庫”と呼ばれた時期もあったらしいのですが、社会的なインフラも整備されず、干ばつが続いたなどの悪条件が重なり、現在の窮状を作りだしてしまったようです。
実際に訪れた感想
確かに国は貧しく、産業も育っていなさそうな感じでしたが、道路の舗装は南米諸国などに比べるととてもしっかりしていて、"本当に貧乏でボロボロ"という感じは受けませんでした。走っている車も、ほとんどは日本の中古車をそのまま持ってきていましたが、それでも4~5~10年ほどの前の車が多数走っており、それなりに経済も動いている印象を受けました。ちなみに現在の通貨は、アメリカドルです。超インフレで有名な「100000000ジンバブエドル」というような旧紙幣はセットで20USD程度で売っていました。(交渉してその半額以下で買ってきました)

ビクトリアの滝は

世界三大瀑布のナイアガラの滝(アメリカ・カナダ)、イグアスの滝(ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ)に比べると、正直見劣りするほど規模は小さいです。そしてなによりも前項の2つの滝が、広大な台地から平野に水が落ちている、という立地条件なのに対して、この滝は、大地の裂け目に落ちている、という感じで、解放感がなく、規模が小さく感じてしまう一因であるような気がします。でも、このアフリカの大地の裂け目にできた雄大な風景はやはり一見の価値はあると思います。
写真ギャラリー1
写真ギャラリー2
写真ギャラリー3
【ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport】
一般的なアクセスはやはり空路でしょう。自分は南アフリカ航空でヨハネスブルグから飛んできました。
【ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport 】
ヴィクトリアフォールズ空港( Victoria Falls Airport  IATA:VFA/ICAO:FVFA )です。非常にコンパクト(というか施設が非常に乏しい)空港です。
【 ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport】
ここで特筆すべきことは、ジンバブエ入国時にはビザが必要ということです。ただし、日本人ならその場で費用を払えばそれでOK。シングルビザとマルチビザがありますが、ザンビアやボツワナなど隣国に入って、再度入国する可能性のある場合はマルチを購入しておいた方が安心です。(追加費用を出せば変更できるので、状況に応じて後で購入することも可能です)
【 ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport】
ここで、ビックリすることがジンバブエの入国審査です。完全に一人になって、ブースに入って個別に審査を受けます。「たいしたことではない」と感じるかもいしれませんが、小さな子どもにもそれが適用されるのです。簡単に言うと英語も現地語も話せない小さな子どもも、個室に入って審査を受けました。結果からいうとなんとかなりましたが。正直言って世界中でもここが初めての体験でした
【 ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport】
出口には民族衣装のお兄さんたちが待ち構えていました。写真撮影をしてチップを・・という方々です。
【 ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport】
空港の外観。日本の第三種空港にも劣る、国際空港です。
【 ヴィクトリア フォールズ空港 Victoria Falls Airport】
空港の駐車場の入り口です。駐車料金を払います。
【 ヴィクトリア フォールズ空港からのタクシー TAXI 】
空港から市内までは20kmほど。20分。USD35ほど。飛行機がつく時間にはタクシーがいることが多いので市内までの足は確保できそうです。
【 ヴィクトリア フォールズ空港からのタクシー TAXI 】
タクシーは日本の中古車でした。フロントガラスには「長野トヨペットサービスセンター」の12カ月点検のシールが。ここで見かけた車のかなりが日本からの中古車でした。「日本の車はいいぞ」と、日本賛美の言葉を聞きながらのドライブでした。
【 ヴィクトリア フォールズ 駅 Victoria Falls staition】
近隣ブラワヨ、または首都ハラレなどを結ぶ列車が走っているらしい、と言われる鉄道駅。確かに線路は光っていて”使用されている路線”という感じがします。ただし、具体的な路線や頻度などの情報は(自分が聞いた限りでは)だれも知りませんでした。
【 ヴィクトリア フォールズ 駅 Victoria Falls staition】
この路面電車のような列車は観光用の列車です。広告看板も見かけましたが、具体的な情報は分かりません。ザンビア側まで行くのかなぁ・・・。ちなみに奥に見えるのはザンビア側から走ってきた貨物列車です。数日に一本の割合で運転されているとのこと。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
さて、いよいよ滝を見に行きましょう。そもそもこの町は滝見学の観光客のために作られた町、と言われていますから、アクセスも簡単。駅からも、街の中心部からも、主要ホテルから徒歩で行ける距離です。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
ジンバブエをかたどった板にユネスコマークつきの看板。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
営業時間: 冬 6:30~18:00、 夏 6:00~18:00
入場料金:ジンバブエ人 USD7、近隣諸国人 USD20、 非ジンバブエ人USD30 ムーンライト: USD40、 ジンバブエ人USD10
子どもは半額。 ジンバブエ人および近隣諸国人は証明書を提示すること。
とのことです。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
内部に入るとカラーで丁寧な案内版がありました。これらが唯一の学術的な説明書です。ザンベジ川についての説明板です。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
すごく大切な説明なのにボケてしまいました。「熱帯雨林の地図」とのこと。滝の構成や全体図を説明しています。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
滝の経年変化について説明。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
世界遺産になにが、どのような点が登録されたのかについて説明してあります。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
滝周辺の地質変動についての説明
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
「アフリカの天国」と書かれたジンバブエの観光ポスター。旧式の蒸気機関車の写真ですが、未確認の噂によると現在もこの駅にも走ってくるらしいとのこと。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
これがチケット売り場の様子。はっきり言って金持ち外国人しか来ないようなので、とてもゆったりとのんびりとした雰囲気。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
チケットオフィス、管理事務所、小さな売店、レストランといった全てが入口のところに集結しています。それらの建物の壁に掲げられていた案内図。
【 ヴィクトリアの滝 の入口  Victoria Falls Entrance】
先に紹介した学術的な説明板はこうやって展示されていました。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
では、実際の滝を見ていきましょう。ジンバブエ側のビクトリアの滝の見学コースは、全長約1km程度。1番から15番までの番号が(かなり見にくいですが)ついています。ビジターセンターを中心としてちょうどTの字の上の部分が見学コースになっています。左手が1番で橋のある方が15番、ビジターセンターから真っすぐの入ったところが3番、という感じです。(上掲のgoogle mapでも確認できます)
【 ヴィクトリアの滝  / Victoria Falls No.1】
ここらへんが1番のあたり。ザンベジ川が堂々と流れています。これより上流も道は続いていましたが、一般人は立ち入り禁止になっていました。
【デイヴィッド・リヴィングストン像 David Livingstone Memorial】
No.1の地点に立つのは、スコットランド人探検家のリビングストンの像。ヨーロッパ人で初めて、「暗黒大陸」と呼ばれていたアフリカ大陸を横断し、また、奴隷制度の撤廃にも尽力した方です。
【デイヴィッド・リヴィングストン像 David Livingstone Memorial】
リビングストン像の足元には2つの碑がありました。ひとつ目には「1955年11月16日。つまりリビングストンによってビクトリアの滝が発見された1855年11月16日から百周年を記念して建てられた・・・」とのこと。彼は探検家、そして医師であったと同時に、敬虔な宣教師でもあったとのことです。
【デイヴィッド・リヴィングストン像 David Livingstone Memorial】
もうひとつの碑です。歴史的なバックグラウンドのない自分ではあまり理解できないのですが、碑面を読むと「この碑は、南アフリカとローデシア連合の団結の象徴として建立された」とあります。署名には南ローデシア首相の名前もあります。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
No.1 と No.2の間にこんな木がありました。どう見ても自然のブランコです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.2】
小さく緑色の文字で「2」とあります。これが2番目の観察ポイント。ただし、下にあるような工事中の看板があり、奥までは進めませんでした。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.2】
No.2の位置です。「工事中。ここから先進入禁止」の看板。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.2】
遠くに水煙が上がる様子が見られます。階段があって、工事中でなければもっと違う風景が見られたかもしれません。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73M)】
ビジターセンターから真っすぐ滝に向かうと行きつくのがこのNo.3の場所です。DEVILES CATARACT 、つまり”悪魔の大瀑布” とのこと。”73M”はおそらく落差が73mということではないか、と推測します。(ちなみに、どうでもいいことですが"CATARACT "とは洪水などの意味のほかに白内障も意味します)。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
”柵を乗り越えないで”との書いてあるとおり、柵の向こうには堂々たる滝が流れています。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
3番の場所は右も左も両方見られる、なかなかのビューポイントです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
水しぶきの関係で、奇麗な虹も出ていました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
足元にはこんな碑がありました。国立公園局、国立博物館局、そしてビクトリアフォールズ町が共同で建立した碑のようですが、この滝の説明が書いてあります。Soul-stirring power,Breath-taking beauty,Life-elevating majesty
うまく訳せませんが「魂ー奮起する力、呼吸ー美の獲得 生命ー尊厳を高揚」なんて情熱的な言葉も書いてあります。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
望遠レンズ(640mm)で滝を見たところ。一気に流れ落ちる様子がわかります。このあたりの場所はジンバブエ側です。ザンベジ側の中心から右側がザンビア側なので、Noで言うならば10番あたりの正面からが、ザンビア側の滝になる感じです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
No.3のポイントの全景。迫力ある滝を見るにはとても良いポイントです。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
アフリカの自然を見て思うのが、木々の力強さ。下を石畳で囲まれてしまっているのに躍動感あふれる成長ぶりに生命力を感じます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.3( DEVILES CATARACT 73)】
「左に350m行くとメインの滝、右に120m行くと出口(つまり入口の建物)」という標識。見学地が”Tの字”になっているジンバブエ側の滝の見学地の、Tの横棒と縦棒が交わった、中心部の位置にあります。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.4】
多分、No4の位置での滝の様子。No.3より滝の位置が近くなりました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.4】
乾季なので、これだけの水量ですが雨季にはすごい水量の水が流れているそうです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.5】
多分、No.5の位置です。(しっかりした標識を撮影してくるのを忘れてしまいました)
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
自分が訪れたのは8月。つまり乾季でしたので水量がかなり少ない時期でした。雨季にはもっともっと水しぶきが上がるそうです。その時に役に立つのがカッパ。このオレンジ色のカッパを販売するおじさん達がいろいろなところにいました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.6】
6番のポイントです。実は、Noが付いているのに気づいたのはここら辺からでして、それ以前の2とか4とか5を撮影してくるのを忘れてしまいました。こんな大切なことなのに”地球の歩き方”はもちろん、パンフレットにも何も書いてありませんでした。さすがジンバブエ・・・・。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.6】
6番ポイントからは3番などとは違った滝の姿が見られます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.6】
より迫力のある滝が見えます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.7 Cataract Island view】
7番は「カタラクト島の展望ポイント」とのこと。カタラクト島とは、ザンベジ川にある島、というか大きな中州のこと。ジンバブエ側にあります。ただし、ここから見ても、島なのか林なのか良くわかりませんでしたが、とにかく滝の上に見える緑地帯が、島のようです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.7 Cataract Island view】
上に何となく見える緑色をしている部分が島なのでしょう。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.8 Main Fall】
8番のポイントの全景。滝がだんだん近くなり、水しぶきがしっかりかかるようになりました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.8 Main Fall】
メインフォール、と呼ばれる中心の滝に近いポイントのようです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.8 Main Fall】
メインフォールです。こりゃ確かに中心になる大きな滝です。乾季でさえこれだけの水量なのですから、雨季にはもっともっとすごいことになりそうです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.8 Main Fall】
メインフォール。ものすごい勢いで100mの落差を下っていく濁流たち。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.8 Main Fall】
おいおいお兄さん、そこに乗っていないで欲しいけど・・・、などと思っても決して言えないワタシ・・・。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.8 Main Fall】
お兄さんと同じように、コンクリートに乗ってみました(ごめんなさい)。するとこんな風景が見られました。これがメインフォールなのでしょう。そうそうこのメインフォールの中心が国境になり、左側がジンバブエ、右側がザンビアになります。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.9】
9番です。対岸はザンビア側になります。数字が増えるにつれ、水量も増し、滝への距離感も近くなっていく感じです。背景が白いのは霧ではありません。水しぶきが強くて、なにも見えないのです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.9】
水がすごいので、力強い写真が取れるかと思ったら大間違い。水煙がすごくて、まともな写真が撮れません。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.9】
少し離れると様子がわかると思います。メインフォールが終わり、滝が小さくなります。ザンビア側から見るとこの部分は静かな湖のようにも見え、プールとして入る人もいるようです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.10】
10番です。風景は9番と変わりませんが、木々がなくなり解放感にあふれた中に大きな滝がドーンとある感じです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.10】
水しぶきが強く、近くまで行きたくない感じです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.10】
見上げると、空には美しい青空と、何とも言えない雲が広がっていました。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
滝の反対側は林になっています。ヤシの木でしょうか、実をつけていました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.11】
風景的には9番、10番とあまり変わりません。強い水しぶきのせいで、回りは真っ白です。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.11】
ここらへんになると、滝の近くを通る道だけでなく、離れた部分にも道ができており、水しぶきを浴びたくない人は、少々遠くから眺めることができます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.11】
11番。滝も、空も本当に美しいです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.11】
水しぶきとともに、きれいな虹もかかっていました。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
うーーん、何の実だろう。大きな木の細い枝に直接なっていました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.12 Livingstone Island view】
No.12は、ザンビア側の代表的な島、というか中州である、リビングストン島が見える場所です。対岸にうっすら見えている平地がその島です。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.12 Livingstone Island view】
虹も、空も美しすぎ・・・。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.12 Livingstone Island view】
こんもりしている森のある場所が、その島だと思います。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.12 Livingstone Island view】
別方面から見る滝。前半のポイントとは全く違う、堂々とした流れです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls  No.12 Livingstone Island view】
いろいろな方角から見たのですが、どこから見ても虹は見えました。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
12から13へ少し歩きます。こういった遊歩道が整備されている上、人々は数字の大きい方向へ行くので、道に迷う心配もありません。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
公園内にはいろいろな動物もいました。このようなシカやイノシシはたくさん見かけました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.13 HORSE SHOE FALLS 95M】
HORSE SHOEとは、馬の蹄鉄のこと。つまり馬蹄形の形をした滝と言うこと。(ナイアガラの滝にもありますね)落差が95mということなのでしょう。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.13 HORSE SHOE FALLS 95M】
U字型の馬蹄形の滝、とのことですが、あまりにも大きくてうまく写真が撮れません。撮れたのは白糸の滝のようなちょろちょろとした流れのみ。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.13 HORSE SHOE FALLS 95M】
それにしても美しい空でした。”地平線”というものをアフリカではイヤと言うほど見ることができます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.13 HORSE SHOE FALLS 95M】
やっぱり白糸の滝です。馬蹄形の形はもっと高いところからみないとしっかりと分からない気がします。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
No.13を過ぎ、No.14に向かうところです。右側に行くと14番を通らず、最終目的地15に着きますが、左に行くと、少し遠周りをして、15に向かいます。自分たちは当然、左に行きますが、そこに書いてあったのは
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
「滑ります 危険な場所。 細心の注意を」とのことです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】滑りやすい場所、レインボー滝、108mとのこと。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】はっきり言って、15か所のポイントのうち、確かにここが一番滑りやすく危険なポイントです。だからこそ手前に二手に分かれる道があったわけです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】レインポー滝がどれなのか良くわかりませんでしたが、とにかくすごい水しぶきでした。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】落差が108m。本当に大きな、大瀑布です。世界三大瀑布に数えられることにも納得です。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】光線の様子が変わると滝の表情も変わりました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】これが蹄鉄の形をしている滝?なのでしょうか?。良くわかりませんが迫力満点であることは確かです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】光線が変わると雰囲気も変わります。尚、この場所はザンビア側ですので、写っている人々はザンビアの滝を見に来た方々です。(この写真も500mm程度の望遠で撮影しています)
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】これだけの場所ですから、つい他のところも見たくなります。思わず滝にギリギリに近づき、カメラを構えてみました。この状態でどんな写真が取れたかと言うと・・・
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】とりあえず、自分の足を撮ってみました。水しぶきは激しく、石はツルツル。時折風も吹いてきたりして、ちょっとバランスを崩せば、即100m下に転落できる状態です。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】足以外に、川面を撮ってみました。100m以上も下に流れるザンベジ川の様子が見えます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】別の方面も。 滝壺が狭いだけあって、濁流がごうごうと流れている感じです。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.14 SLIPPERY SITE RAINBOW FALLS 108M】 大地の轟にも感じる大きな音を立てて水が流れていきます。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
さて、ようやく最終地点であるNo15に着きました!
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
やることはみんな一緒。とりあえず写真撮影です。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
「滑ります! 危険です! ここより先 進入禁止」と書いてありますが、別にロープなどがあるわけでもなく、人々は平気でこれより奥に進んでいます。一歩でも進むと、あっという間に100m落下できる場所です。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
手前の岩はジンバブエですが、右手の丘と左手の滝の部分はザンビアになります。ザンビア側にも同じような展望台がありますので、手を振れば手を振り返せるほどお互いが良く見えます。(おそらくこの状態が馬蹄形をしている滝なのでは?と思います)
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
手前の岩のような場所に行けばもっと迫力あるだろな、と思いましたが危険極まりなく行けません。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
ふと見上げた空が、何とも言えないほど美しかった・・・。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
遥か彼方まで続いている大地・・・。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
なんでこんなにきれいなんだろう・・・と思ってしまうほど見とれてしまいました。
【 ヴィクトリアの滝 / Victoria Falls No.15】
日没が近づいてきました。夕焼けまでいたかったのですが、公園の閉門時間もあったので、名残惜しくここを後にしました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
さて、ここからは全く別の内容を紹介します。自分たちがビクトリアフォールズの町に着いたときは午前中で、すぐに予約していたホテルに行きました。そこでいろいろな相談をしていた時「今からなら、ザンベジ川のサンセットクルーズもできるよ」と言われ、時間的にも良かったのでそれに行くことにしました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
ビクトリアの滝の上流を「たくさんの野生動物」「日没の風景を堪能」「飲み物と軽食付き」「ホテルまでの送迎付き」「所要時間は2時間程度」で一人USD10とのこと。ミニバンで迎えに来たスタッフに連れられ、走ること10分。こんな船に乗りました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
特になんの説明もなく、救命胴衣をつけるわけでもなく、スタッフと軽い挨拶を交わした後、ウチのファミリー(4人)+白人年配夫婦(2人)+黒人の家族(5人)をのせ、船は静かに出発しました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
これが操縦席兼、ドリンク置き場。各種アルコールがおいてあります。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
他にも同じ目的の船が何艘かありました。きっといろいろな会社が同様なサービスを行っているのだと思います。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
ウチの船は、どう見ても船というより、レストラン、というか食堂の一室のような船でした。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
広い川に見えますが、滝のすぐ上流を進むので、実は浅いところを進んでいたりしました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
なんとものどかな雰囲気です。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
奥に見える水煙がビクトリアの滝。つまり滝の上流1kmほどのところから更に上流をクルーズする、というのがこの船の目的です。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
ちなみにこのザンベジ川はザンビアとの国境になっているので、対岸はザンビア。そしてさらに川を少し遡っていくとボツワナに入ります。こんなただの川ですが、”国際河川”です。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
どうやってもただの食堂にしか見えないウチの船。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
他の船はもっとしっかりとしたクルーズ船でした。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
そうそう、こうやって料理や飲み物がふるまわれます。アルコールも料金のうちのようです。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
川の中州(ただしザンビア側だそうです)にアフリカゾウがいました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
ん???このゾウさん、オスでしかも・・・・。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
・・・・・。コメント不要ですね。でもどう考えても、学術的に貴重だと思い、つい撮ってしまいました。アフリカゾウの陰茎です。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
サギの仲間でしょうか?たくさんの鳥もみかけました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
動物がいるとこうやって船を止め解説をしてくれます。すごく丁寧な分かりやすい話でした。アフリカの方の英語レベル素晴らしいです。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
巨大なイグアナの仲間。テグーかな?
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
川の縁にワニ、ナイルワニがいました。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
最後に”非常に恐ろしい動物”、カバのエリアに近づきました。カバといえば愛嬌のあるかわいいイメージがありますが、現地の方から言わせると、最恐の動物(The most dangerous animal) だそうです。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
カバの威嚇のポーズ。これはフリではなく、本当の威嚇なので、これ以上近づくとマジに攻撃されるとのこと。大きさにもよりますが、本当に怒るとこのくらいの船ならばひっくり返すこともあるとか。
【 ザンベジ川のサンセットクルーズ /Zambezi River Sunset Cruise 】
言葉にならないほど美しい空・・・。汚れている自分の心も洗われていく気がします。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
この町のホテルを予約しようとしたとき、いつも使っている欧米系のネット予約サイトでは、ほとんどホテルが出てきませんでした。予約できると言ったら、かなり値が張る高級ホテルのみ。悩みに悩みましたが、出発日も迫っていたので「安全をお金で買おう」という言い訳をしながら、その高級ホテルを予約しました。ビクトリアの滝に一番近いホテル「THE KINGDOM」です。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
部屋から見たホテルの中庭。実はヨハネスブルクでここ行きの飛行機に乗り換えた時、JTBか何かの日本人ツアーの方々がいらっしゃいました。久しぶりに日本人に会えた感動で言葉を交わしたのですが、なんとこのホテルでもお会いしました。どうやら日本の大手ツアーでも使用しているようです。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
ホテルのロビーに巨大なオブジェがありました。一歩外に出れば、豊かではないアフリカの地方都市という現実に、なんとも言えない気分になります。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
中央のレストランホール。安くはないのですが、決して高いとは言えない料金設定でした。レストランが基本的にない国ですので、旅行者としてはこういう場所を使うしかない、というのもジンバブエです。(もちろん他には安い店もあるのでしょうが)
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
贅沢な中庭の様子。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
夏はプールになると思われるところ。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
ホテル内にはカジノもありました。ただし客はだれもおらず・・・。
【 ヴィクトリアの滝 のホテル Victoria Falls’sHotels】
高級ホテルですのでキッズスペースもありました。「こんな外国の、エラそうなホテルに子連れでくる人がいるのか?」と思いましたが、受付のお姉さんがあまりにも暇そうだったので、ウチの子が遊んでみました(爆)。USD5/30分。
【 ヴィクトリアの滝のレストラン /Restaurant】
「観光客が集まってくる場所には、安い大衆食堂から少し高級なお店もたくさん・・・」という世界の観光地の常識はこの国には通用しません。食堂どころか食べ物を売る店もありません。庶民の生活と、滝の観光は全く別世界のようです。それでも、滝観光にくる客向けにレストランが、滝のエントランスホール横にありました。これがその入口です。
【 ヴィクトリアの滝のレストラン /Restaurant】
「レストランを利用する人=外国人」が基本のジンバブエですので、店の数の絶対量が足りません。そしてあったとしても観光地にあるレストランは完全に外国人向けのものになっています。日本ならばもう少し歩いて別の店を探すのですが、他の店が本当にないので、ここで昼食を摂ることにしました。
【 ヴィクトリアの滝のレストラン /Restaurant】
メニューを見ると、確かに高いことは高いが、日本のレストランのことを思えば決して超高級ではありませんでした。とはいうものの、ジンバブエの方々からすれば考えられないくらい高級なものには違いありません。注文して出てきたものは、盛り付けや味付けは高級レストランのようでした。写真はCHICKIEN BURGERで USD12。
【 ヴィクトリアの滝のレストラン /Restaurant】
ななんと、”テリヤキ”と名のついたものがありました。TERIYAKI-BEEF USD13 。
【ザンビアとの国境 / Border to Zambia】
このビクトリアフォールズの町は国境の町であり、滝の横の橋がすぐ国境になっています。時間的に半日もあれば、徒歩でザンビア側の滝見学をして帰ってくることができます。写真が国境管理事務所。適当かと思いつつも、かなりしっかり確認するのでそれなりに時間がかかります。写真はビクトリアの滝の入口から見た国境。緑の大きな看板の向こうの建物がジンバブエ側の国境管理事務所です。
【ザンビアとの国境 / Border to Zambia】
さあ、その管理事務所に着きました。これから徒歩でザンビア側に向かうところです。そうそう、ビクトリアの滝はまさに国境に位置しているので、ここから徒歩で国を超えることができます。ジンバブエ側のビクトリアの滝入口から、ザンビアの滝の入口まで徒歩で行く場合の実質所要時間は、①滝入口からジンバブエの管理事務所まで徒歩10分。出国審査に15分。橋を渡って実際に国を超える道のりが20分。ザンビア側に着いてから管理事務所まで徒歩10分。入国審査に15分。そこから徒歩5分の合計1時間半弱の行程です。
【ザンビアとの国境 / Border to Zambia】
ザンビア側からジンバブエ側に入る方向から見た管理事務所。自分は朝からジンバブエからザンビアに入国し、ザンビア側の滝を見学しジンバブエに戻ってきましたが、やはり半日はかかりました。でもジンバブエ側の滝は全長1Kmほどの遊歩道を歩くだけですので、1日あれば両方からの滝をしっかり見ることができます。
【ザンビアとの国境 / Border to Zambia】
アフリカにしては厳重な入国、出国審査でしたが、一般的な日本人にとってみれば何の問題もなし。カードにしっかり書けば何も質問されることもなく、手続きはすんなりいきました。尚、ザンビアからジンバブエに入国する際は、手続きを終えた後、こんな紙きれをもらいます。これが「手続き終了の証明」になりますので、最後のゲートはこの紙と引き換えに通してもらいます。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
空港から市内へ続く道。イギリスの影響力か、道路の舗装は大変きれいでした。ただしその後の保守の影響か、大きな穴があいている場所がたくさんありました。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
町の中心部です。比較的治安が良く、景気も悪くない町らしいのですが、経済状態は決して良いとは言えない雰囲気・・・・。経済が破綻しているので、インフラは最悪です。ということで、夜間は完全に真っ暗になります。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
中心部には銀行やオフィスビルがあるのですが、どの程度まで稼働しているのか不明です・・・・。ここも昼間はいいのですが。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
昼間はまだいいのですが、経済的に破綻し、社会的インフラが極端に弱い国ですので、日没後はここが漆黒の世界になります・・・・。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
町の中心部にレストランを探しましたが、非常に件数が少ないうえ、みんな”休業中”でした。唯一見つけたのがこのピザ屋。ジンバブエの人は基本的に外食をせず、レストランは外国人向けとのこと。ちなみに注文をしてから出来上がるまで30分以上はかかりました。そして一歩外に踏み出すと街灯は全くない闇の世界。分かってはいたけれど、ジンバブエの現実を垣間見た瞬間でした。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
滝の入口近くにいたイノシシの群れ。当然ながら野生のノラ イノシシです。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
空港から市内へ向かう道に、おサルの群れがいました。
【ヴィクトリアフォールズの町 / Victoria Falls city】
日本の中古車がメインでした。このエスティマもTOKYO TOYOTAのシールをつけたまま走っていました。
【 ヴィクトリアの滝 のおみやげ】
滝の入口周辺にお土産物屋があります。そこでは、アフリカの動物などを掘ったお土産がたくさん並んでいます。一個はUSD1程度。日本人の物価感覚からすればどれも格安です。
【 ヴィクトリアの滝 のおみやげ】
石で作ったものもあります。持って帰るのが大変ですが、どれも手彫りでとても味がある作品です。ちなみに当然ながら交渉次第で値段はどんどん下がります。あまりにもひどい値切りはダメだと思いますが、”日本人=カモ”と思われないために適度な値切りは必要だと思います。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
高級ホテルなどもある町ですが、基本的な風景はこんな感じ。のどかなアフリカの大地です。
【 ヴィクトリアの滝 ジンバブエ / Victoria Falls from Zimbabwe side】
限りなく澄んだ空が、いつ見ても、どの方角にも広がっていました・・・。