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華城 Hwaseong Fortress

京畿道の道庁がある水原(スゥオン)。この町の中心に華城があります。華城と言っても、一つの城があるわけではなく、華山の建物を中心に全周5.5kmに様々な門や建物がある全体をさしています。ここは、朝鮮王朝第２２代正粗が、父の荘献世子の若い死を悼み、城を建築したものです。彼は最終的にここに遷都しようと考えていたようですが、結局は実現せず、今に至っているそうです。完成は1796年。比較的新しく、しっかりとしたつくりの建物が並んでいます。ここはソウルから列車で１時間という至近距離にあるため、日本からの観光客は、ソウルからの日帰りツアーとして、バスでここをさっと訪れ代表的な門だけを見学し、近くの民族文化村に一般的の様ですが、是非自分の足でぐるっと一周することをお勧めします。半日ほどかかってしまいますが、往時の様子が身をもって体験できます。
筆者の主観的評価
オススメ度
お隣、韓国の京畿道の道庁所在地、水原(スウォン ??)にある城閣群です。
訪問のしやすさ
首都ソウルから鉄道ならば、ソウル駅から特急セマウル号などで約30分。地下鉄で約１時間。バスならば 江南駅６番出口より3000番バスで八達門まで約１時間10分。とても行きやすい場所にあります。
旅行環境整備
市内には観光案内所もあり、道に迷いません。また、解説版には日本語の表示もしっかりあって、日本人旅行者の便宜を図ってくれています。
総合評価

気軽に行ける朝鮮王朝の城閣群です。ソウルに滞在したときは1日時間を作って訪れてみてください。
概要
水原華城(スウォン　ファソン)は朝鮮王朝後期の1794年、第22代王・正祖(チョンジョ)が悲運の死を遂げた父を悼み２年８カ月の歳月をかけて作った城と言われています。設計は丁若鏞(チョン・ヤギョン）。当時、はやり始めた実学を基に、朝鮮古来の築城法に加え、石とレンガの併用などの近代建築技法を清から導入し、機能性と美しさを備えた城閣群を作ったと言われています。
【華城 Hwaseong Fortress】
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