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"トロイの遺跡"。 だれでも一度は聞いたことがある名だと思います。「トロイの木馬」や、夢を追い続けたアマチュア考古学者「ハインリッヒ・シューマン」のことを。歴史的史跡が多いトルコにおいても、ここトロイは絶大な知名度を持ちますつ。ただここを訪れる旅行者が少ないのは、イスタンブールとイズミールという大都市の中間点に位置するという地理的条件の他に、知名度は高いものの、実際の遺跡は「草の中に石が転がっているただの丘」という印象を与えかねないほど、見た目には保存状態が良くない、ということだと思いますし。しかし、その転がっている石を一つ一つ丁寧に見ていくことにより、ここがあの伝説の「トロイア戦争」の舞台だったらしいことが伝わってきます。今から5000年も前の人々の営みを垣間見られるこの遺跡は、やはり「遺跡の中の遺跡」という気がします。
筆者の主観的評価 | ||
オススメ度 | 考古学好きであれば、一度はあこがれる”トロイの遺跡”です。波乱万丈の人生を歩んだドイツ人、ハインリッヒ・シュリーマンが、発見した逸話は、どこかで耳にした方も多いと思います。遺跡自体は”?”という部分もありますが、考古学的意味からすれば、金字塔とも言える遺跡です。 |
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訪問のしやすさ | 街から少し離れたところにあり、何かしらの足が必要です。 |
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旅行環境整備 | 保存状態は必ずしも良いとは言えず・・・。実際に行ってみてちょっとがっかりする部分も・・・。 |
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総合評価 | トロイの遺跡や、シュリーマンの本は多数出ていますので、何か一冊熟読してから訪れると感動もひとしおです。 |