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最初にお断りしておきますが、ここは世界遺産指定サイトではありません。しかし、超有名なジンバブエとザンビアの”ビクトリアフォールズ”の街から日帰りで行って帰って来られる距離にある上、野生動物の密度も非常に濃いエリア故、オススメしたい場所なのでここで紹介させていただきます。
筆者の主観的評価 | ||
オススメ度 | なんと言っても野生動物の密度が高く、特にアフリカ象などはかなりの密度で生活しています。ナミビアとの国境のチョベ川に沿って国立公園があるのですが、ナミビア側が普通の農地になってしまい、漁民の家なども点在しているのに対し、ボツワナ側は国が保護する国立公園ですから動物はみんなボツワナ側をホームとしています。 |
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訪問のしやすさ | やはり行きにくい場所にあります。でも、ジンバブエのビクトリアフォールズから日帰りツアーがガンガン出ていますので、それに参加すると簡単です。 |
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旅行環境整備 | ツアーに参加してしまえば、立派なホテルをベースに、ゲームドライブ、リバークルーズと、しっかりと安心した訪問ができます。 |
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総合評価 | 時間がない日本人観光客でもビクトリアフォールズとセットにして訪れれば、雄大なアフリカの自然を垣間見ることができます。正直言ってここを訪れる前はあまり期待していなかったのですが、期待以上の素晴らしい場所でした。 |
訪問の方法 | ネットやガイドブックの情報から、「アフリカゾウの密度は最高と言っても良い」との評価があった場所ですが、ボツワナ自体が外務省海外安全情報の「渡航注意勧告」が出ている国ですので、注意するに越したことはありません。ただ、自分の行ったルートならば、危険性は非常に低いと感じました。現に、ヨハナスブルグから出る飛行機で、日本からの日本人ツアーの方々に出合いましたが、偶然にも自分とほぼ同じ行程をたどっていました。 |
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ツアーに申し込みをするために | まず、ジンバブエに入ります。具体的には「ビクトリアの滝」を見たかったので、首都ハラレには行かず、南アフリカのヨハネスブルグから直接、ジンバブエのビクトリアフォールズタウンに飛びました。そして予約していたホテルに着きました。国内経済が崩壊しているジンバブエですので、国外からネット予約できるホテルは超高級ホテルしかなく、仕方なくそこに泊まりました。超高級ホテルですから、コンシュルジェ(顧客の総合案内係)がいて、ツアーデスクもありました。そこで、「明日、チョベに行きたいんだけど、ツアーありますか」と聞きました。「日帰りと一泊のがあるけど、どっちが良い?」と聞かれ、日帰りをお願いしたらそれで予約をしてくれました。「朝7時にロビーで待つこと。パスポートを持ってくること」だけを念押しされて、お金を払って終了です。 |
ツアーの内容 | 朝、ロビーで待っていますと、ほどなくしてマイクロバスがやってきて、名前を確認し、乗り込みました。バスは近隣の高級ホテルを3件ほど周り、それから今日の日程の簡単な説明をしてくれました。「これから30分ほど走って、国境を超えます。各自降りて、手続きをしてください。その後別の車に乗り換えて、ボツワナに入り、チョべ国立公園を見ます。以上」。手抜きとも言えるほどの超簡単な解説を聞き、バスに揺られていると40分ほどで国境に着きました。ここで荷物をバスを降り、ちょっとした小屋、いや失礼、国境管理事務所に行き、手続きをします。日本人の場合、手続き自体は簡単ですが、ビザでお金をとることだけは忘れません。ジンバブエのビザが何度も出入国できるマルチビザでないと、余計な税金をとられますので、ボツワナやザンビアに行く予定がある場合は入国時にマルチビザをとっておきましょう。さて、車を乗り換えるとガイドさんが変わります。要するに、ジンバブエ人ガイドさんから、ボツワナ人ガイドさんにバトンタッチするわけです。車は・・・トヨタの古いランクルの荷台にたくさんのイスをつけた、いかにも動物保護の国立公園を見ますよというトラックに揺られてボツワナ国内を進みます。車で15分ほど走ると、妙に高級そうなホテルに一度入り、トイレなどを確認して、再度トラックに乗り込みます。じつはこのホテルがツアーの基地であり、ツアー会社とホテル経営会社はほぼ同じ、と思います。ホテルから公園入口まで15分ほど。車はガンガンと進んでいきます。そして数時間かけてゆっくりと公園内を回ります。2時間ほどかけて、国立公園内のルートを回った後、再度、基地のホテルに行き、昼食になります。バイキング形式のとても都会的な美味しい昼食でした。1時間の昼食後、今度はそのホテルの桟橋から船に乗り込み水面から見られる動物をボートで見て回ります。これが3時間ほど。そのあとは再びホテルに戻り、国境を越えて、ビクトリアフォールズのホテルに戻ってくる・・・。というわけです。 |