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アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区
Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht

アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht

筆者の主観的評価
オススメ度
国土の1/4が海水面より低い国オランダ。俗に「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」と言われますが、アムステルダムの運河群をみていると本当にそんな気がしてきます。イタリアのベネチア、中国の蘇州など、街と運河が一体化しているところは数あれど、アムステルダムの運河網は経済規模、歴史、人口などを考えても非常に独特であり、ここにしかないものです。
訪問のしやすさ
日本からはオランダまでKLMなど直行便が多数。そのオランダの首都ですので、訪問のしやすさはピカイチです。欧州都市周遊のついでに訪れても十分堪能できると思います。
旅行環境整備
旅行好きのオランダ人。自国の旅行環境も、充実しきっています。
総合評価

江戸時代の「蘭学」や世界初の株式会社「東インド会社」など、文化や文明の先頭を走っていたオランダ。学生時代の「社会の教科書」そのままの世界観が広がっています。
アムステルダムって
実際に行ってみるまで、漠然としたイメージしかなかったのですが、なかなか衝撃的な街でした。簡単に言うと売春と麻薬が完全に合法の世界は、やはりかなりインパクトがありました。その筋では有名な「飾り窓地区(Raamprostitutie)」は、薄着のお姉さん方が、ガラス越しにお客にアピールし、契約を得る・・・という場所で、話には聞いていたものの、やはりドキドキものでした。（撮影は厳禁なので写真はありません）。最近、閉鎖の方向にあるとも聞きましたが、アムステルダム名物の一つであることは間違いありません。もうひとつが”大麻が合法”ということ。最近はアメリカの一部でもその動きが出てきましたが、アジア諸国は厳罰の方向に走っていると言うのに、アムステルダムに行くと完全フリーの印象を持ちました。"COFFEE SHOP"にいけば売っている、という話を聞き、ちょっと覗いてみましたが、確かに各種の”葉巻きたばこのようなもの”が売っていました。うーーーん。いろいろ考えてしまいました。
自分の動き
何かの用事でヨーロッパに行くことになった時、たまたま安くて日程が良かったのがKLM航空でした。「どうせKLMで行くならオランダも見よう」と思い、アムステルダムで何日かストップオーバーし、市内をいろいろ見ました。例によって何の予約もしていかなかったので、スキポール空港に着いてから、ツーリストインフォメーションに行ってホテルを探してもらったのですが「今日はゲイ・パレードで満室よ」と言われてしまいました。それでも根気よく探してもらい、校外に小さな宿を見つけてもらって宿泊しました。
　市内の移動は「自転車が便利」と聞いていたので、自転車のレンタル店を探し、自転車で市内を回りました。この自転車というのがまた衝撃的な代物でした。ななんと、ブレーキが右にしかないのです。では、どうやって後輪ブレーキをかければいいのか悩みましたが、周りの人の動きをみて初めて分かりました。ななんと、止まりたいときにペダルを逆回転させる！のです。非常に奇妙で、なかなかなれませんでしたが、10分も乗るとそれなりに乗りこなせるようになり、運河の街を快適にサイクリングしました。とにかく運河が多く、国土が低地だらけということは、土地は限りなく平面ですので、自転車には最適な街でした。ぜひ”アムステルダムに行ったら自転車でサイクリング”をオススメします。
アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht
【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
こんな自転車がたくさん走っています。ちなみに右の黒っぽいのは自分が借りた自転車です。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
オランダ東インド会社(Vereenigde Oostindische Compagnie:VOC)旧本館です。
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オランダ東インド会社(Vereenigde Oostindische Compagnie:VOC)旧本館です。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
アンネ・フランクの家（Anne Frank Huis）。あの悲劇を物語る家が博物館になって公開されています。戦争の悲惨さを改めて感じるために、そして二度と悲劇をくり返さないために、近くへ行った際はぜひ訪問してみてください。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
マヘレの跳ね橋(Magere Brug)。アムステル川に架かる跳ね橋で1671年に造られました。アムステルダムで唯一の木造の跳ね橋だそうです。
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オランダと言えば風車。アムステルダム市内には現在4基の風車が残っているそうです。これは"デ・ゴーイーヤーの風車(De Gooyer Windmill)。この水車の目的は排水ではなく、産業用で、パンを作るたための粉ひきに使われたとのことです。現在はビール工場とのことでした。
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自転車できままに走り回ったので、場所の詳細は覚えていませんが、こんな感じのヨットが多数停泊していました。運河の建設は非常に大変ですが、水運という点に関しては非常に最適なものだと思います。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
西教会(West Church/Westerkerk)です。この高い鐘楼は高さ85m。アムステルダムで最も高く、1638年に建造されたそうです。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
西教会(West Church/Westerkerk)。 オランダは16世紀の末にスペインとの間で独立戦争をし1581年に独立宣言しました。この教会は1631年に完成したので、当初からプロテスタント教会として建てられたとのことです。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
西教会(West Church/Westerkerk)を望む街並み。
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アムステルダム中央駅(Station Amsterdam Centraal)。
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アムステルダム中央駅（Station Amsterdam Centraa）。ちなみにこの駅と東京駅丸の内側駅舎が似ているのは、モデルがこの駅で東京駅のデザインはこの駅をモチーフに作られた、という話を良く聞きますが、調べてみますとどうやら単なるうわさ話らしく、事実無根のようです。
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東京駅丸の内側駅舎の設計者は辰野金吾という人で、西洋建築家の藤森照信らの研究によると、建築様式（アムステルダム中央駅はネオゴシック様式。東京駅はビクトリア様式）と、設計者の系譜からその説はありえない、というのが現在の有力な説とのこと。
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でもやっぱり、どこか雰囲気は似ていますね。
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とても賑わっている駅でした。
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中央駅前の自転車置き場。日本ほどではありませんが、こんなに整然と自転車が並んでいる都市・国は見たことがありません。さすがです。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
アムステルダムのトラムです。非常に使いやすく、旅行者でも利用価値”大”です。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
アムステルダムの空の玄関口、スキポール空港(Luchthaven Schiphol/Schiphol Airport : IATA：AMS−ICAO：EHAM)です。巨大空港ですが、非常に使いやすく、非常に好評な空港で、(飛行機オタクの自分から見ても)非常によくできた空港だと思います。
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【アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区 】
空から見たアムステルダム。
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空から見たアムステルダム。
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空から見たアムステルダム。
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空から見たアムステルダム。 海岸沿いには新しい風車がたくさんありました。
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