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ガラパゴス諸島 Galápagos Islands

 

ガラパゴス諸島 Galápagos Islands
諸島各地で見られるイグアナ。写真個体の正式和名はサンタフェリクイグアナ(英名:Santa Fe Land Iguana.学名:Conolophus pallidus).その名の通りサンタフェ島にしかいないリクイグアナ。サンタフェ島にて。
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上のと似ていますが別の種類で、ガラパゴスリクイグアナ(英名:Galapagos Land Iguana.学名:Conolophus subcristatus)。サンタクルス島にて。
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ガラパゴスリクイグアナ。サウスプラザ島にて。
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サンタフェリクイグアナ(英名:Santa Fe Land Iguana.学名:Conolophus pallidus).ガラパゴスイグアナとの見分け方は背中の棘の様な突起が大きいことと黄色がかった体色。サンタフェ島にて。
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ガラパゴスリクイグアナ。恐ろしい風貌ですが、性格はおとなしく、動きはゆっくりでサボテンや昆虫を食べるとのこと。サウスプラザ島にて。
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ガラパゴス国立公園の標識。サンタクルス島、ダーウィン研究所にて。
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ご存じイギリスの自然学者チャールズ・ダーウィンの胸像。あの有名な”自然選択が進化の原動力”とした進化論を提唱した方です。生物学者と思われがちですが、本当は地質学が専門で地質学者です。ダーウィン研究所入り口にて。
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チャールズ・ダーウィン研究所前にあった世界遺産の碑。ダーウィン研究所入り口にて。
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諸島を代表するガラパゴスゾウガメ(英名:Galapagos Giant Tortoise,学名:G.e.porteri). ”ガラパゴス”とはそもそもスペイン語でリクガメを表しています。甲羅の形で2種類(学者によっては3種類)に分類できます。
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ダーウィン研究所には、諸島各地からゾウガメが連れてこられて、保護されています。よく見ると寝ているのか起きているのかわかりませんが、結構かわいい顔をしています。
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甲羅の形でドーム型、鞍型に大別されるそうです。それぞれがそれそれの島の固有種になっています。これは鞍型。えさが高いところにあった名残と言われます。
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係員曰く、少なくとも推定60歳以上らしいです。
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上の写真とは明らかに甲羅の形が違い、ドーム型になっているのが見て取れます。植生によりそれぞれの島で、違う甲羅を持つそうです。
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ゆっくりとした動きですが、意外に食欲は旺盛で果物などをよく食べていました。
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2012年6月24日に亡くなってしまった最後のピンタゾウガメ(Geochelone nigra abingdoni)のロンサム・ジョージの説明版。DNA的に唯一の種で、推定100年を生き、最後の行き残りとして様々なことが行われましたが、ついに死んでしまいました。
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ダーウィン研究所では、ゾウガメの保護育成をしています。甲羅にナンバーを書き、識別しているそうです。
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研究・保護の過程を説明している説明版。
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こんなに保護しているゾウガメですが、最大の敵はやはり”人間”。かつては食料にしていた時代もあったそうです。確かにサンタクルス島のレストランの壁にはゾウガメの甲羅が堂々と飾ってありました。(だからと言って食用にしたとは限りませんが複雑な気持ちになってしまいました・・・)
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さて、それでは個々の島の様子を紹介します。これは サンタフェ島に上陸したところ。自然保護のため、人工物は一切無く、1日の上陸人数も制限されています。母船は沖合に係留しておき、ゴムボートに分乗して乗船します。
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ウミイグアナ(英名:Marine Iguana,学名:Amblyrhynchus cristatus).世界で唯一、海に潜るイグアナ。海藻を食べるのですがガラパゴスの海は冷たいため、潜水の後はひなたぼっこをして体温をあげるとのこと。
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ガラパゴスアシカ(英名:Galapagos Sea Lion,学名:Zalophus californianus wollebacki)。サンタフェ島の海岸にて。
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ガラパゴスアシカの赤ちゃん。ただ今、授乳中・・・。
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ガラパゴスオットセイ(英名:Galapagos Fur Seal,学名:Artocephalus galapagoensis )だと思います。アシカとオットセイは非常に近い種なのですが、前足の使い方はオットセイの方が上手です。他にも体毛などの相違があります。
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和名:ヨウガントカゲ 英名:Lava Lizard 学名:Tropidurus spp.
ガラパゴスには7種類のヨウガントカゲがいます。サウスプラザ島にて。
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ヨウガントカゲのオス。メスよりも体長が大きく、この個体は15cm程。サウスプラザ島にて。
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ヨウガントカゲのオス。人間が近寄っても動きません。サウスプラザ島にて
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ヨウガントカゲのメス。オスよりも小柄ですがのどの下が赤くなっています。ノースセイモア島にて。
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ヨウガントカゲのオス。大きな個体で20cm近くもありました。
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諸島各地で見られるガラパゴスベニイワガニ(英名:Sally lightfoot crab,学名:Grapsus grapsus).別名ガラパゴスベニイワガニ(red rock crab)とも言うらしいのですが、地元の方は”Sally lightfoot crab”と呼んでいました。
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このカニ、横歩きだけでなく、縦にも歩けます。
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幼生のときは黒く、徐々に赤くなっていくそうです。天敵が少ないためか至近距離に寄っても逃げません。
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ガラパゴスフィンチ(英名:Medium Ground Finch,学名:Geospiza fortis).スズメ目フウキンチョウ科に属するダーウィンフィンチの一つ。島毎に食性やくちばしが違っており、進化論を説明する材料の一つとなっていますが、ダーウィン自体は別種と考えており、後にこの鳥の採集を詳細に行わなかったことをひどく後悔したと伝えられています。
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ガラパゴスキイロアメリカムシクイ(英名:Galapagos Yellow Warbler.学名:Dendroica petechia aureola)。 諸島各地のみならず、近隣諸国でも普通に見られる鳥です。
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ガラパゴスキイロアメリカムシクイ のオス。体色がメスよりやや明るいのが特徴。
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スズメ目マネシツグミ科のガラパゴスマネシツグミ(英名:Galapagos Mockingbirds,学名:Nesomimus spp)。この鳥がおもしろいのは走ったり歩き回ったりする姿をよく見かけることです。人に対しても好奇心を持って寄ってくるため観察しやすい鳥です。
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ガラパゴスヒタキモドキ(英名:Galapagos Flycatcher.学名:Myiarchus magnirostris).諸島各地で見られます。サンタクルス島にてウチワサボテンとともに。
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ガラパゴスアメリカグンカンドリ(英名:Galapagos Magnificent Frigatebird,学名:Fregata magnificens magnificens)。 オスがのどの下の赤い皮膚を膨らませる求愛行動でとても有名な鳥です。
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「やはりガラパゴスと言ったらあの赤い鳥」と子どもの頃から思っていました。でも何かの文献に「この鳥の求愛時期は4月〜9月」とあり、8月の訪問でしたので心配をしていましたが、たくさんの「赤い袋」を見ることができました。
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この鳥の特徴として、軽快に飛翔し飛行中に他の鳥の獲物を奪う行動があげられます。自分も何度もその現場を見ることができました。(写真には撮れませんでしたが・・・)
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大きな体ながら、悠々と素早く飛ぶ姿は感動的です。
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ガラパゴスアメリカグンカンドリ。世界のグンカンドリの中でも最大級です。
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獲物をねらっている最中。
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オオフラミンゴ(英名:Greater Flamingo.学名:Phoenicopterus roseus) と紹介されている事が多いのですが、いろいろ調べてみるとベニイロフラミンゴ (英:American Flamingo,学:Phoenicopterus ruber)と呼ばれている種に近いらしいです。この2種を同一とするか別種とするか学会も揺れているみたいですが、とにかくここでの生息数は少なく、貴重な鳥です。
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アオアシカツオドリ(英名:blue-footed booby,学名:Sula nebouxii excisa)。ダンスのように踏み歩く求愛行動が有名。
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岩場に立つアオアシカツオドリ。ガラパゴスには3種類のカツオドリがいますが分布が一番広いのがこの種類。
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アオアシカツオドリの幼鳥。基本的に外敵がいないため巣を砂地に作ります。
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ガラパゴスオオアオサギ(英名:Galapagos Great Blue Heron,学名:Ardea herodias cognata )。ガラパゴス諸島最大の鳥。最大1.5mほどになるそうです。
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上の写真とどうみても別の種に見えますが、撮影したときは「あっアオサギだ」と思って撮りました。でも・・・ちょっと自信ありません。
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アカメカモメ(英名:Swallow-tailed Gull,学名:Creagrus furcatus)。その名の通り、目の周りが赤く、とても美しいカモメです。
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いろいろな島で、いつも休んでいる姿しか見なかったので、その訳をナチュラリストさんに尋ねたら「夜の間エサをとっているので、昼間は疲れて休んでいることが多いんだ」とのこと。そう、この鳥はカモメでは珍しい夜行性なのです。
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風の強い岸の頂上で休むアカメカモメ。地面に営巣し休養できるのは天敵がいないガラパゴスならでは。
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ナスカカツオドリ(英名:Galapagos Masked (White) Booby,学名:Sula granti .ガラパゴスにいる3種のカツオドリの中で最も大きな体を持ちます。
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空をかけるナスカカツオドリ。この鳥の有名なエピソードとして”兄弟殺し”があります。親は2つの卵を産みますが先に孵った方がもう一つを外に出し自分のみ成長し、親はそれを黙認する行為のことで、より優秀な個体のみが大きくなっていく自然界の知恵だそうです・・・。
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ガラパゴスペンギン(英:Galapagos penguin,学:Spheniscus mendiculus)。世界にいる18種のペンギンのうち、3番目に小さいそうで、本当に小さく、この個体は体長40cm程でした。
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ガラパゴスカッショクペリカン(英名:Galapagos Brown Pelican,学名:Pelecanus occidentalis urinator)。 ペリカン類の中では小型ですが、ガラパゴスの中では大型の鳥類です。
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オオグンカンドリ(英:Greater Frigatebird,学名:Fregata minor)。上にあげたアメリカグンカンドリと似た個体も多いといいますが自分にはその違いがよく分かりません。
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ボタンマングローブ(英名:Button Mangrove.学名:Conocarpus erectus). ガラパゴスには5種類程度のマングローブがありますが、これはボタンの様な実をつける種類です。サンタクルス島にて。
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ガラパゴスウチワサボテン (英名:Prickly Pear Cactus.学名:Opuntia spp.)。諸島各地に見られます。
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サボテンの実。イグアナなどの貴重な食べ物になります。
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ウチワサボテン。低木のものもあれば、数メートルの高いものもありますが、みんなウチワサボテンとのこと。
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ガラパゴスヨウガンサボテン(英名:Lava Cactus,学名:Brachycereus nesioticus) 。火山でできているガラパゴスの地に最初に繁茂するのがこれ。黄色が新しい芽。溶岩だけの不毛の地でも成長していける種ですが、寿命は短く数年らしいです。
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サンタクルス島のサリバンベイの様子。
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ここからは水の中を見ていきます。これはスジグロキオハギ(英名:Yellowtail Surgeonfish,学名:Prionurus punctatus)というガラパゴス固有のハギの仲間。群れをなして堂々と泳いでいきました。
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ガラパゴスザメ(英名:Galapagos shark.学名:Carcharhinus galapagensis)がいました!。メジロザメの仲間で危険なサメの仲間ですが、思わず近づいてみました。体長2mほどのやや大型の個体でした。
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サメは岩場にじっとしていることも多いそうです。上から見るとおとなしくカワイイ感じでしたが、別の場所でアシカの子どもを襲っている現場も目撃しました。
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ガラパゴスアオウミガメ(英名:Galapagos Green Sea Turtle.学名:Chelonia mydas agassisi)に出会いました。ゆったりとした堂々とした姿に感動です。
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ガラパゴスアオウミガメ。オスはメスより一回り小さくて尾が長いため、この個体は多分メス。
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産卵シーンもよく見られるらしいのですが、自分たちは見られませんでした。ちなみに12月から6月にかけてが最盛期だそうです。
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赤道直下とは思えない水の冷たさ。(もちろん”他の赤道直下の場所に比べれば”ですが)
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スジグロキオハギ(英名:Yellowtail Surgeonfish,学名:Prionurus punctatus)だと思います(魚に詳しくなく自信がないワタシ・・・)。
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キングエンジェル(英名:Passer Angelfish/ King Angelfish.学名:Holacanthus passer)と思われます。
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アカエイ(英名:Stingray)だと思います。サンタクルス島沖合のビーチの中にいました。ガラパゴスにはエイの多い場所で、他にもオニイトマキエイ:通称マンタ(英:Manta Ray)、マダラトビエイ(英:Spotted Eagle Ray)、ゴールデン・エイ(英:Golden Ray)がいるそうです。スキューバのライセンス保持の自分としては是非潜って見たかったのですが、小さな子連れの身では・・・
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ここからは村やツアーの様子を紹介します。これはサンタクルス島の全体図。唯一の村があり、住民の生活があるガラパゴス諸島の中心の島です。
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ガラパゴス諸島最大の港である、サンタクルス島(Santa Cruz)プエルト・アロヨの港。住民の方々にとってもツールリストにとっても大切な港です。
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ガラパゴスの自然保全のため、大型ホテルの建設には規制がかかっているそうです。そのため観光客はクルーズ船をホテル代わりにし島をめぐります。港には大型船が接岸できないためこんなボートで移動します。
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バルトラ島(Baltra Island, Isla Baltra)にあるバルトラ空港(正式にはSeymour Airport (IATA: GPS, ICAO: SEGS))。ガラパゴスにはバルトラ空港、サン・クリストバル空港、イサベラ空港の3空港があり、本土からの飛行機はバルトラ空港か、サン・クリストバル空港のいずれかに着きます。
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バルトラ空港からキトに向かうTAME航空のA320
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空港の入り口。小さな空港ですが全世界からの観光客で賑わっています。日本人も数人見かけました。
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自分たちが参加したクルーズでは、島を訪れるときに5〜8名ほどのグループになり行動します。必ずナチュラリストが動向してくれました。全員流暢な英語+豊富な知識の素晴らしい方々でした。
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この雄大な海の中にも多種多様な生き物がいました。
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サンタクルス島、ラスバーチャス(Las Bechas)からの夕日。雄大な自然の中の黄昏は言葉にならない美しさがあります。
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各島を訪れるクルーズ船の数も厳密に定められ、1日にその島を訪問できる人数を制限しているとのことです。道理でクルーズ中、他の船をあまり見なかったわけだと思いました。
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船が大きく島に接岸できないので、毎回こうやって母船から各島に出かけます。
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シュノーケリングに行く最中。ウエットスーツも用意され、メッシュネットに各自のシュノーケリングギアを入れるなど準備はカンペキ。もちろん持参しなくても船で貸してくれます。
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雄大な海。赤道直下とはいえ、気候は穏やか。動物にとっても人間にとっても過ごしやすい気候です。
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母船が移動中、上陸用ゴムボートは格納するのですが、短距離の場合、時折こんな形で牽引されています。
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何度もシュノーケリングの機会がありました。希望制で、前夜のブリーフィングの際、希望すれば参加できます。当然かがら全く足がつかない、完全な外海でのシュノーケリングですが、潮の流れが緩やかな場所で、かつ前後に複数の監視の船が着いてくれるので子どもでも安心して泳げました。
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この船が今回の私たちの船。こう見ると小さそうですが、乗客30名、スタッフ30名の中規模の船です。目的の島の近くに着いたらクレーンでゾディアック(ゴムボート)を下ろし、それに乗り換えて各島に上陸します。
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部屋の様子(少々散らかっていますが・・)。アクティビティが終わって部屋に戻るといつでも海の生き物”タオルアート”がしてありました。これはハンマーヘッドシャーク、いわゆるシュモクザメのアート。
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バーやコーヒーサーバーも完備。コーヒー類は無料でいつでも飲めました。
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食事は基本的にフルコース。でも船酔いで食べられなかった方もちらほら。我が家のチビッ子は疲れて何も食べずに寝てしまったことも。同席しているのはアメリカ・カルフォルニアから家族7人で参加しているファミリー。15日間の「ガラパゴス完全制覇コース」で参加しているとか。
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キャビンの外の廊下。
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安心・安全のため優しいドクターが常に同行してくれました。いつもいろいろ気さくに話しかけてくれる彼に、どうしても一度診察してほしくて、擦り傷なのに船内の医務室に行ってしまったうちのおチビ・・・。
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乗客30名に対してほぼ同数のスタッフがさまざまなサポートをしてくれました。このラウンジで、夕食後、毎晩30分~1時間程度のブリーフィングがあり、翌日の行程の説明がありました。見どころや注意点、生物学的視点の説明など、すごくわかりやすく説明してくれました。スペイン語でなくて英語というのもありがたい話デス。
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外部のアクティビティが終わって船に戻ると必ず天然フルーツの”おかえりドリンク”がありました。このあと、ジャグジーに入ったり、食事だったり、昼寝をしたりとのんびりタイムになります。
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上陸した島から望遠レンズで覗いたわれらがクルーズ船。