ラノララクの山
(RANORARAKU)
モアイについてはラノララクのモアイのページを参照
ラノララクマップ
ラノララクのモアイのページと同じ地図。
山の全体像
地図で言う「入り口」方向から見たラノララクの全体像。これを撮ったのは「アフ アカハンガ」。背後は海である。この山はモアイを切り出しすぎて山の形が変わってしまったという。真ん中あたりのへっこんでいるところがそうなのか、ちょっと不明。分かりにくいが、山の麓に黒くポツポツしているのが全てモアイである。
「入り口」
地図で言う、入り口である。簡易トイレと説明版がある。そうそう車を止める駐車場もある。ここまで来ると麓のモアイが確実に確認できると思う。モアイ達はこうやってごろごろしているのである。
ラノララク頂上から「入り口」を見る
上の写真の反対。今度は頂上から下の入り口を見たアングル。写真のちょうど真ん中あたりに少し丸くなっているのが「入り口」。ここまで歩いて30分程度だが、他に視界を遮るものがないためにまさに「絶景」である。
山の中心にあるカルデラ湖
ラノララクの中心には湖がある、というよりも「ラノ」というのはラパヌイ語で湖のことなので、正式に言うとラノララクとはこの湖を指す。島にはラノカウ、ラノアロイ、そしてここと3つの湖があるが、ここが一番湖らしい湖。面積の1/3を葦の一種、トトラが覆っている。
トトラが生い茂る
ラノララクの湖畔に行ってみた。確かにこれはトトラである。南米、ベルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖と同じものである。ノルウェー人考古学者、ヘリエルダールはこれを見て、「イースター住民は南米から来た説」を唱えたという。
あっ、さかなだ
湖の中をよーく見ると魚がいた。小さいけれども大量に群を成して住んでいた。種類の特定が出来ないが、島本来のものか、それとも後になって西洋人によって持ち込まれたのかは不明だが、この湖に1〜2cm程度の淡水魚が大量に住んでいることは確か。