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乳幼児を連れてベトナムを旅するときに大切なこと
日程 一番大切なのは「子どものペースに合わせて日程を組むこと」。つまりお昼寝の時間を確保したり、無理な日程は決して組まない、食事・休憩の時間は十分にとるなどの配慮です。できるだけいつもの生活と同じリズムで過ごせると体調が崩れません。とにかく、たくさんの活動、移動を計画しないことだと思います。自分の感覚で言うと「独身のパックパッカー時代」を100とすると、夫婦二人で動く活動・移動量は70、子どもが同伴すると10ぐらいと考えています。
訪問先 訪問の都市も出来るだけ少なく、ロングステー型の計画にする方がベターです。動いたとしても数日は一つの所にいた方が子どもの体調が安定します。
お昼寝 絶対に大切なのが日程を組むとき「いつ・どこでお昼寝をするか」という時間と場所の確保です。出来るだけ移動中は避け、しっかりしたベッドで眠ることを目指します。自分の場合は、ホテルに頼み、追加料金を払って、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトを多用しました。
飛行機 何時間もあの空間にいるのは子どもでなくてもつらいことです。以下に書きましたが、いろいろな工夫をして対策をしていきましょう。
食事 離乳食が完了しているならば、たいていのものは大丈夫です。特にベトナムは味も薄めで、ベビーには最適でした。食事には全く困らなかったと言って良いでしょう。ただし、ベビー用のお皿などは持っていく必要があります。もちろん「生もの」「水」「氷」は絶対に避けることは当然です。
おむつ オムツが取れていない子の場合は、オムツの問題があります。短期間でしたら、全て持っていくことをお勧めします。なんと言っても減っていくものですし、現地で買えないことはありませんが、手に入りにくいことも多くあります。
病院 病院は絶対にチェックしましょう。ハノイの場合、24時間やっている病院、英語が確実に通じる外国人専用病院、日本人スタッフが常駐している病院があり、その連絡先リストをいつも携帯していました。
ホテル 家族経営のほのぼのとしたところがベターだと思いましたが、ハノイ到着時は日本人の急病にすぐ対応してくれそうな、日系ホテル日航ハノイに宿泊してしまいました。確かに安心できる環境だったのですが、ベトナム国内を旅して少し慣れてきたり、ベトナム人の子どもへの暖かさに慣れてしまうと、日本人だらけの、しかも子どもに対してちっとも優しくない日系ホテルに嫌気がさし、もっと安い小さなホテルに移動してしまいました。結論から言うと、ハノイでは安いホテルに乳幼児が泊まっても、それほど心配がないと思います。

飛行機対策
2歳未満の乳幼児の場合、1席を確保しなければ「ノーマルチケットの1割追加料金」を支払うと、飛行機に搭乗することができます。しかも、しっかりと最前列・ベビーベットまでリクエストしておけば、「子どもは壁で寝ていて、親はしっかり自分のところで寝る」なんてことも可能です。
 しかし、やはり1席欲しい場合は、子ども料金(販売会社・航空会社によって対応が違いますが)を頼んでおきましょう。やはり何時間もママの膝の上でだっこはかなり厳しいものがあると思います。
 自分の場合は、2歳以下にもかかわらず1席頼んでしまいました(7万円ほど余計に掛かってしまいました)。混み具合が読めなかったのと、やはり隣席の人に迷惑をかけたくなかったのもあります。
機体 ハノイ−成田線はB767-300。ワイドボディではないので、2列-3列-2列の配置です。最近はネットで自分の搭乗する機種名が簡単に分かるので事前にどの席をリクエストすればいいか悩むことが出来ます。
ベビーベッド 子ども用に1席確保しておいたのですが、ベビーベットも頼んでみました。ただ、ウチの子には少々小さめで、少しここで寝たら泣き出してしまい、結局たいして使わずじまいでした。(成田−ハノイ線のB767-300)
機内食 機内食は搭乗前に「ベビー」「チャイルド」から選びます。離乳食が完了した子なら、チャイルドミールの方が良いでしょう。クマさんの顔のパンなど内容もお子様の喜びそうなものばかり。
ベビーフード ベトナム航空の国内線(ハノイ−フエ線A321)に乗ったらベビーミールをくれました。たいていベビーフードと飲み物(今回は牛乳のパック)1本。

持ち物

まず悩むのが持ち物でしょう。何でも持っていこうとせずに、現地では手に入りにくい最低限のものを選択して持っていく必要があります。基本的に高価なものは持っていかず「捨ててきても良いもの」「使い捨てできるもの」と考えていくと荷物が減ります。
子ども用のお皿、スプーン、使い捨てタイプのエプロン、ウエットタオル。ちなみにお皿などは100円ショップのものを。ウエットタオルは飛行機でたくさん頂いたものを活用しました。
小袋に小分けした粉ミルク(もちろん計量済み)。この時期ウチの子は起きたらミルクを欲しがる時だったので、必需品でした。ただし「一見麻薬みたいに見えるかも」と思ってしまいました。舐めてもらえばいいので心配不要ではありますが。
ペットボトル用のストローキャップと水出し麦茶パック、(と念のため500mlのペットボトル1本)。水よりも麦茶の方がのどの渇きに効くようです。毎晩、1Lのミネラルウオーターを買ってきて、麦茶パックを入れておき、翌日の飲み物にしていました。ちなみにベトナムのペットボトルの口の大きさはメーカー毎に違うので、注意が必要。(しかも材質が薄く、再利用には不適です。
おんぶひも。あんよが嫌になった時のために常に携帯していました。友人からもらった古いものがあったので、それを持っていきました。
オムツ。パンパースが一番軽くてコンパクトです。もちろんとれた子なら不要ですが。ベトナムでもハノイのデパートなら売っていましたが、パンツ型はなかなか手に入りません。必要枚数を持っていくのがベターでしょう。
ベビーカー。こんな大きく重いものを最後の最後まで持っていくか悩みましたが、結局持っていく事にしました。安いアンブレラタイプも考えましたが、持っていけば同じなので結局軽量でしっかりした作りのいつものB型を持っていきました。
水遊び用パンツ。海・プールに行く予定があれば。もちろん普通のものでも良いのですが。
衣類 毎日着替える分を考えて用意しましょう。選択することも考えて。
洗剤とハンガー 良いホテルのランドリーサービスに出しても良いのですが、自分で洗濯することを考えて洗剤とベビー用ハンガー(西松屋でタダでくれるやつ)を持っていきました。