ギョレメ歴史国立公園
ギョレメの町から2Km。歩いていってもすぐの場所にある広大な野外博物館である。
ここは要するに、「この地方に住んでいた修道士の教会と壁画の博物館」である。
4世紀から住み着いていた修道士たちが作った教会と壁画が、良い保存状態で多数残されている。
こんな感じの岩が無数にある。内部は礼拝堂になっている。
鮮やかに残る壁画。壁に漆喰を塗り、乾かないうちに絵を描く「フレスコ画」である。
ちなみにフレスコとは、英語で言うFleshと語源は同じ。
つまり壁が新鮮なうちに描き切るところから名付けられたという。
(有料だけあって)公園内はきちんと整備されている。
欲を言えば(英語の)解説板がもっとあれば、内容がより詳しく分かると思うのだが・・・。
一人一人の岩には「○○キリセ」というような名前が付けられている。
一番有名なのはリンゴの教会「エメマメ・キリセ」であろう。