鉄道
スースへは首都チュニスから一日10本以上列車が走っている。チュニジア国鉄はアフリカの中では比較的まともな鉄道で、旅行者が使えないこともない。
ちょっとびっくりしたのは、町のど真ん中をレールが走っていて、そしてなんと何のことなく巨大なディーゼル機関車がやってきたこと。
確かにスースには大きな駅が2つあって、「スース駅」と、「スース・ハブ・ジェディト駅」がある。その二つは遠くないのだが、そこを結ぶのに町の一番の中心となるロータリーを列車が堂々と走る・・ということになるのである。
踏切なんて無い。もちろん警笛を鳴らしているが人々は平気な顔をして前を横断する。
列車が過ぎ去れば、何事もなかったように人の往来が戻る。アフリカ的なのどかさと言えばそれまでである。