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ザモシチ旧市街 Old City of Zamość


現在は人口わずか６７０００人の小さな町、ザモシチ。しかしそこに１６世紀そのままの街並みが残っています。1580年にポーランド人貴族ヤン・ザモスキーによってつくられたこの小さな町は、東欧で最初に作られたイタリア・ルネッサンス様式の建物群が並ぶ美しい町として知られています。ここもポーランドの他の都市と同様に、第二次世界大戦中ナチスドイツ軍に占領されてしまった歴史を持ちますが、幸運にも破壊を免れ、その街並みが現在も残されています。街の端から端まで歩いても３０分程度。数キロ四方にも満たない大変小さな街ですが、１６世紀のルネッサンス様式を伝えるザモシチ旧市街は1982年に世界遺産に指定されました。（2001年訪問）

オススメ度
小さいながらも統一したデザインで街が作られているのがすごいです
訪問のしやすさ
ワルシャワよりバスで約4時間半。少々遠いですが、行ってしまうと徒歩で歩けます。
旅行環境整備
いろいろな施設がありそうですが、規模は小さめです。
総合評価

戦争でも破壊されず、400年前の都市計画のままに残っている貴重な街並みです。あまりにもきれいに保存されすぎていて400年前のものと思えません。

 

 

旧市庁舎　 Urząd Miasta Zamość
ザモシチの象徴　 Urząd Miasta Zamość 旧市庁舎です。この街はイタリア人建築家ベルナルド・モランド(Bernardo Morando)が、宮殿・武器庫・聖堂参事会教会・市庁舎から広場に建ち並ぶ石造の集合住宅に至るまで、主要な建物のすべてを設計したそうです。1580 年に何も無いところから始まったザモシチ市の建設は1600年には完成、わずか20年でこの街を創り上げてしまい、しかもそれが400年後まで残っているという驚異の歴史を持ちます。
市庁舎の後ろに回ってみるとこんな感じ。
市庁舎が見えていれば迷いません。
市庁舎周辺。趣のある建物ばかり
雨上がりでしたが楽しい街歩きでした。
重厚な建物ですね。
Great Market Square　と呼ばれる広場に面しています。

 

要塞の跡　Pozostałości twierdzy
全体地図がありました。
全体地図と市庁舎。
この町はこのような土塁で囲まれています。つまり、「要塞」としても機能しています。
きっといろいろな歴史を持っているのでしょうが、詳細は今わかりません。
使用されたあと、放置されているようですね。

 

町の様子　Stan miasta
聖カタリナ大聖堂　 The Church of st. Catherin　です。
聖カタリナ大聖堂　 The Church of st. Catherin　この鐘楼が有名らしい。
Church of the Annunciation　カトリックの教会です。
聖カタリナ教会　St. Catherine's Church
Akademia Zamojska 学校の建物です。
Park　Miejski　公園の入り口の門です。
Great Market Squareの近くです。
Great Market Square　付近
小さな面積の場所に様々な建物があります。
これも市庁舎の近くにある教会の鐘楼です。
こんなものもありましたが、なんだろう？
要塞関係の建物でしょうか？

 

以下、画質が極端に悪くなります。すみません。
要塞の跡の一つですね。こういったものが非常にたくさんあります。
えっと。裁判所のドアかなぁ・・。
「7月の聖なる魂。 8月の土曜日、以下の時間に礼拝があります：7.00; 11.00; 14.00; 20.00。 神のご加護を。」
郵便局もありました。
やや現代的な売店を発見。